餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

ラン&ニューヨーク!…期待と違った「ラン・オールナイト」

スポンサーリンク

公開前から、楽しみにしていた映画だった。
run-allnight
何しろ、タイトルの「ラン・オールナイト」というのがいい。
僕は、大抵4時台から走っているし、週末などは3時台から走ることもあるので、冬は真っ暗だ。オールナイトで走ったことはないけれど、いつかは実行してみたいと思っている。だから、そのタイトルだけでまず惹かれた。
そして、舞台が、ニューヨークというのもいい。僕が世界で一番好きな都市だからだ。
映画の舞台として、ニューヨークは定番であり、珍しくも何ともないが、「N.Y中に、狙われた男。」というキャッチコピーに惚れた。
ポスターのイメージから、「一晩かけて、マンハッタンの街を走り回る映画」だと思ったのだ。
しかし、この予想は大きく裏切られることになった。
「RUN」という単語を、僕は勝手に「走る」だと解釈していたが、この映画に関して、それは当たらないだろう。
もちろん、ただ街の中を走るシーンもあるが、《マフィア、警察、市民に狙われた男》が、走ってニューヨークを逃げ切れるわけがない。実際、映画の中では、凄まじいカーチェイスや、電車を使っての逃亡劇が繰り広げられていた。
映画が終わり、僕はようやく気がついた。
そう、この映画で言う「RUN」は、「逃げる」「逃亡する」と解釈しなければいけないのだ、と。
まだまだ英語力が足りないなぁ…。
映画の内容は、悪くなかった。殺し屋役のリーアム・ニーソンは、流石に渋くて格好良く、単なる「逃亡者」に終わらない。圧倒的不利な状況でも、諦めず反撃を繰り広げていくシーンには息を呑んだ。最後の最後まで、スリリングで「魅せる」内容に仕上がっている。
…が、僕は、ニューヨーク中を走り回る映画だと勝手に思っていたことで、最後まで違和感を残してしまった。
さらに、映画の冒頭で、隣に座った非常識な3人組に妨害されたことも、のめり込めなかった大きな原因。折角、ロードショー期間中に見たのに、何だか消化不良のまま終わってしまって、実に不本意だ。
メディア化されたら、レンタルでもして、もう1回見直してみようかとも思っている。
https://www.youtube.com/watch?v=dxM1cl1ZAOE:MOVIE


マラソン・ジョギングランキングへ