餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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さよなら、週刊アスキー…。

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とうとうこの日が来てしまった。


週刊アスキー6/9号 No1030(5月26日発売) - 週刊アスキー:

こよなく愛読し続けてきた週刊アスキーが、ついに最終号を迎えてしまったのである。
いや、正確に言えばこの言い方は正しくない。それはわかっている。あくまで「紙の」週刊アスキーがなくなるだけで、来週からも電子版で週刊アスキーは存在し続けるからだ。
しかし、僕はやっぱり、雑誌で、紙で、気楽にいつでもどこでも読める週刊アスキーをこよなく愛していたので、やっぱり未だに違和感がある。
今の時代、最新のデジタル情報は、Webで簡単に入手可能になった。それはとっても便利なのだけれど、情報を追うのに疲れてしまうこともある。
そんな時、ゆったりと整理された情報を、週次のサイクルで、デジタルから離れて俯瞰することができた週刊アスキーの存在は、とても貴重だった。
今後は、Web版で週次に配信されるから、結果的には同じなのかもしれないが、個人的には、Webニュースへの課金みたいなイメージに感じて、「雑誌」というイメージを持てずにいる。
僕にとって、「週刊アスキー」は、あくまで紙媒体のもの。来週からは、週次配信のデジタルアスキー(有料版)が始まる、みたいな印象なのだ。
と、考えてしまうのは、僕がもうオッサンで、頭が固いだけなのかもしれない。最近の若者たちならば、これを、正統な進化と受け取るのかもしれないけれど…。
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今号には、「週刊アスキー」の前身である「EYE-COM」からの表紙がドカンと一覧掲載されていた。
週刊アスキーの表紙は、その時代の人気アイドルやタレントが飾っているため、表紙を眺めると、時代の変遷を感じる。
僕は、旧「EYE-COM」時代の途中から読み始め、「週刊アスキー」になってからは、毎号購入していた。もう、かれこれ20年来の読者だ。
毎号必ず購入する雑誌としては、「SFマガジン」に次いで長く、だから本当に思い入れが強かった。それが、来週から、紙で読めなくなってしまうなんてなぁ…。
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ずらずら並んだ表紙の後には、大きく、電子版に続くという趣旨の案内が載っていた。
そう、週刊アスキー編集側にとっては、これは休刊でも終刊でもなく、あくまで発行媒体が変わるだけ、ということなのだ。
ただ、僕は未だに紙への、雑誌への愛着が捨てきれず、電子版への移行を受け入れられずにいる。
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過去の記念号たち。これに、紙媒体の最終記念号として、今回の号も加わる。
これまで、記念号だけはずっと保存しているようにしていたが、今後、もう、これが増えることはないのだ。あぁ。
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