餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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少年たちのたくましさに酔いしれながら見た「トラッシュ!」の114分

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TRASH
先週末、名画座ギンレイホールで鑑賞。
ロードショーは既に終わっているが、日本でのメディア化はまだされていない*1。前から気になっていた映画だったし、できれば映画館で見たかったので、上映中に時間がとれてよかった。
映画の舞台は、南米・ブラジルのリオデジャネイロ
世界の都市の中で、僕が最も行きたい都市だ。その思いについては、2年前のエントリーで詳しく書いているから繰り返さないが、今でも行きたい気持ちは薄れていない。
ただ、日本から28時間かかるフライトがどうしてもネック。短い休暇ではとても無理だし、そう考えると、職場環境が変わらない限り、訪問は絶望的だ。ということで、行けない気持ちは映画で晴らそうと思って、軽い気持ちで見始めた。
しかし、そんな軽い気持ちは、冒頭からすぐに消えた。この映画が持つテーマがとても重たかったからだ。
リオデジャネイロという街に対して、僕がこれまで抱いてきたイメージは、青い空と青い海、キリスト像、サンバのリズムといったものだったのだけれど、この映画では、そういった華やかな世界は殆ど登場しない。
何しろ、メインの舞台は、「ゴミ山」なのである。リオ郊外でゴミを拾って生活している、貧困層の3人組が主人公。いわば、ブラジル版「スラムドッグ$ミリオネア」なのだ、これは。
もちろん、メインのストーリーは大きく異なる。実話をもとにしているのかどうかはよくわからないけれど、治安の悪さで名高いブラジルの一面が大きく浮き彫りになっていて、政治や警察の腐敗もクローズアップされている。
ただ、こと、少年たちのたくましさに関しては、「スラムドッグ$ミリオネア」を彷彿させる面白さだった。
この映画のためにオーディションで選ばれたという3人の少年たちは、最初から最後までいきいきと輝いていて、本当に素晴らしい。この映画には、マーティン・シーンルーニー・マーラという米ハリウッドの名優も出演しているのだけれど、その2人はあくまで脇役。ブラジルの少年たちの魅力を味わう映画なのだ、これは。
ストーリーも非常に良く出来ている。色々と絡まり合っている謎が、最後にきっちりまとまっていくところには、「あぁ、そういうことだったのか!」と感服するほど。
展開はスリリングで時間を忘れて楽しめるし、見終わった後味も非常にいい。
これはオススメの映画だ。


映画『トラッシュ!-この街が輝く日まで-』大ヒット上映中:

https://www.youtube.com/watch?v=OEtPXIiYgac:MOVIE

*1:6月3日にブルーレイ+DVDセットが発売予定。


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