僕は、無類の餃子好きだけれど、お取り寄せ通販の餃子はあまり食べない。
全国各地に美味しい餃子が多々あることはわかっているけれど、常備している「東亭」の生餃子より美味しいものがそうそうあるとは思えず、かつ、送料もバカ高いからだ。
しかし、無料となれば話は別。一昨年行ったJAL修行の成果で得た*1「JALクーポン」の利用期限が迫っていたので、JALの通販カタログから色々見繕って注文した。
その中のひとつが、これ。
芦屋「壱心」の一口餃子だ。
以前からその名前は知っていたけれど、一口餃子自体が、それほど僕の好みではないため、こういったチャンスでもなければ絶対に注文しなかっただろう。
商品は先週届き、賞味期限は6月まで残っていたけれど、折角だからこの週末に食べて見ることにした。
原材料、栄養成分など。
餃子1個は、たった18kcalしかない。それもその筈…。
そのサイズは、こんなに小さいからだ。
1箱には30個の餃子が入っているが、箱全体と比べて見ても、iPhone5Sの2台+α程度。いやはや小さい。
解説の紙には、「冷凍の場合、餃子は個々にくっついてしまっていますので、自然解凍してから餃子を引き離して…」と書かれていたが、その必要はなかった。
餃子は6個×5列で、列と列との間にはくっつき防止用の仕切り紙が入っていたが、縦1列もそれぞれくっついておらず、しっかり独立していたからだ。凄い。
解説では、10個単位での焼き方が書いてあったけれど、サイズ的に、そんなチマチマとした食べ方では欲求不満になること必定なので、1箱をまとめて食べることにした。
熱したフライパンに油を引き、ドバドバと1箱分30個を投入。お湯を入れて2分程度蒸したあと、蓋を取り…すぐに完成。
一口餃子だと、短時間で簡単に焼き上がるため、非常に楽だ。
あまり上手くは焼けなかったけれど、適当に作った割には悪くないと思う。
一つ一つの餃子はコンパクトだけれど、流石に30個ともなると壮観だ。こういった一口餃子の場合、餃子同士が完全にくっついてしまい、数個一気に食べざるを得ないこともあるけれど、この餃子は、しっかりと独立して焼けたため、1個をずつ味わって食べることにした。
実食。
想像以上に、皮がしっかりしていた。薄皮ながら、カリカリ感ともちもち感がちゃんとある。具も、肉と野菜のバランスがとれており、かつ、黒胡椒が利いていて、実に味わい深かった。一口餃子ながら、しっかりと旨味が詰め込まれている感じだ。
これならば、30個をまとめて焼いてしまわず、10個単位で味わってもよかったかなぁ…。ちょっと後悔。
1箱の値段は1,000円以上するし、送料もかかるので、お取り寄せしてまで再度買うのはちょっとためらうけれど、販売元である伊東屋のWebサイトを見ると、伊丹空港などで販売しているようだし、他の種類の餃子もあるようだ。
伊丹空港には、年に1回程度は訪れているので、今度行った時には、自分用のお土産に買って帰ってこようかと思う。
*1:この修行には、相当投資しているので、実質的には無料どころではない(汗)