餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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かすみがうらマラソン完走!サブ3.5の感動と代償

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スタート5分前。僕は、心が揺れていた。
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整列前にウォーミングアップで走ってみたところ、やっぱり左の肋骨が痛んだ。歩いている分には問題がないのだけれど、スピードを上げれば上げるほど痛む。無理は禁物…だと思った。
しかし、その反面、できる限り頑張りたいという気持ちもあった。かすみがうらマラソンは、毎年出ている大好きなレース。出場してしまった以上は、悔いのないよう走りたい。そんな思いも強かった。もう後戻りはできないからだ。
…時はスタートの数時間前に遡る。
僕は今年も「かすみがうらマラソン号」で、現地に向かった。しかし、今年から改悪点が多数。去年までは快速列車だったのに、今年から特急列車になって料金アップ。しかも、「かすみがうらマラソン号」とは名ばかりで…。
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駅での案内表示も「ときわ43号」との表示が出ているだけ。
土浦までは、各駅停車でも1時間あまりで着き、しかも、1本待てば十分座れる。名ばかりの記念号ならば、特急料金を払ってまで乗るメリットはあまりない。来年からは、「かすみがうらマラソン号」にこだわらなくてもいいなぁと思った。
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列車も、何の変哲もない特急列車だ。
ただ、それでも写真を撮ってしまうのが、ランナーの哀しい性。そして、それは…。
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今年も僕だけじゃなかったw
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車内では、MEDALIST入りのOS-1とおこわおにぎりで栄養補給。朝食は家で食べてきたけれど、マラソンは食べるスポーツ。レース前まで食べ続けるのが、僕の流儀だ。
土浦駅到着。
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大量のこいのぼりがお出迎え。これにはちょっと驚いた。かすみがうらマラソンには、ここ数年連続して出場しているが、こういった出迎えは初めてだったからだ。
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こいのぼりの大群は駅のコンコース内にもずっと続いていた。
それはさながら、「かすみがうらマラソン」出場ランナーにエールを送ってくれているかのようだった。
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会場到着!
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例年の如く、グラウンドに荷物を置いて、トイレの行列に並び、ラン仲間と歓談したあと、僕はスタート地点に向かった。
そして、冒頭の写真に戻る。
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スタート地点には、ものまねアスリート芸人のM高史さん、芋洗坂係長さん、アントキの猪木さんらが並び、ランナーたちを盛り上げてくれた。
僕は、そんな情景を眺めながら、心を決めた。
やっぱり、ここまで来た以上、行けるところまで頑張ろう。とりあえず頑張ってみて、耐えられなくなったら歩けばいい、それでも無理ならリタイアすればいい。そんな気持ちもあった。
号砲。
スタート直後はいつもの如くごちゃついたが、今年は陸連登録の恩恵でAゼッケンをいただいたため、例年よりは断然スムーズに走ることができた。
ペースはキロ5分程度。肋骨部分は疼いたけれど、じきに慣れてくれるかもしれない。そういう期待を抱きながら走った。
それから先は、ただひたすら無心に走っていた、だけだ。肋骨の疼きはおさまらず、それは結局最後まで続いた。鈍痛を感じながら走るのはきつかったけれど、しかし、逆にそれが集中力にも繋がった。僕は、「これ以上痛くなるなよ!」と祈りながら、そして、「ゴールすればこの痛みからは逃れられる」という思いで走り続けた。
常に肋骨痛を気にしながら走っていたため、かすみがうらマラソン特有のあたたかい応援や私設エイドなどを、殆どスルーすることになってしまった。これだけはちょっと残念。
今年はタイムにこだわらず、無理せず走るつもりだったのだけれど、中間地点まで、キロ5分ペースで走り切れたことで欲が出てきた。これならば、サブ3.5も狙えるんじゃないかと思ったからだ。
サブ3.5は、僕がこだわり続けてきた数字。中間点までそのペースで来られたならば、あとは、そのまま粘ればいいだけ。そう思うと、やっぱり、痛くても頑張ろう…と思った。
ということで、僕はその後もひたすら無心に走り続けたのだけれど、24km地点あたりで、ちょっとしたサプライズがあった。
走っている後ろから、何だか楽器を弾き鳴らす音が聞こえてきたので、いったい何だろうと思っていると…。
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M高史さんが、ウクレレを弾きながら走ってきた!
これにはちょっと驚いた。M高史さんは、スタート地点でランナーたちを見送っていた筈だ。
ということは、2万人超がスタート地点をくぐり抜けた後から走り出して、ここまで追いついてきたのか。しかもウクレレを弾きながら。凄い。凄すぎる。
僕は、無心状態から思わず覚醒し、たまらずに写真撮影。この時ばかりは痛みを忘れていた。
その後、僕はまた無心に戻り、肋骨の痛みと闘いながら、しかし、タイムへのこだわりも捨てず、イーブンペースでゴールイン!
タイムは3時間27分。やった。サブ3.5達成だ!
…と喜んでいたのは、一瞬だった。レース後、参加賞のTシャツをもらうため、少し歩いただけで、鈍痛が激痛に変わってきたからだ。
もう走っていないのに、痛い。しかも、その痛みがどんどん増してくる。いやはやこれはたまらなかった。思えば、ランの間は、気力で痛みを抑えてきたのだろう。レースが終わって、気力が途切れたことで、痛みが一気に出てきたのかもしれない。
その後も、痛みは、昨日中も断続的に発生、今朝起き上がる時も痛んだ。歩いていても時々痛むし、左腕を上げるとかなり痛い。昨日のレース前より、明らかに症状は悪化している。
いわばこれは、マラソンの快楽を求めたことによる代償だ。たった1日、1レースの快楽のために、いったい何を考えているんだ。我ながらバカ過ぎる。
と、今は思うのだけれど…。


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