餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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朝から夜まで、何もかもが最高だった東京マラソン2015の1日(前編)

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昨日のエントリーで、僕は嘆いた。折角の東京マラソンデーなのに、朝からぐずついた天気になってしまったからだ。
しかし、それはレース1時間半前のこと。レース直前になると、雨はピタッと止み、その後は全く降ることなく終わった。
途中、日射しさえ差し込むほどで、まさに絶好のマラソン日和になった。天気予報は、いい方向に外れたのだ。素晴らしい。
ただ、レースが始まるまでは、まさか天候までが味方してくれるとは思っていなかった。僕は、まだ若干風邪気味の状態であったため、本降りになると嫌だなぁと思い、少しだけ憂鬱な気分になっていた。
そんな僕の気分を晴らしてくれたのは、一緒に走るラン仲間たちだった。レース前にみんなで集合。円陣を組んで、お互いの好走を誓いあったのだ。体験を、喜びを、共有できる仲間がいるって素晴らしい。
そしてそれは、夜まで続く感動のプロローグだった。
午前9時10分。号砲。
TOKYO-Marathon 2015-START
一面の紙吹雪に包まれながら、僕は至福のスタートを切った。
毎年、この瞬間は、本当に感動的だ。レース中にはカメラを使わないことに決めていたので、東京マラソンの写真はこの1枚だけ。でも、この写真1枚だけで、昨日の素晴らしい記憶が鮮明に甦ってくる。僕は、もし今日が東京マラソンでも、また走りたいぐらいの感動だった。
コースについては、本当に申し分ない。都庁スタート〜歌舞伎町〜皇居〜日比谷〜品川〜銀座〜日本橋〜浅草雷門〜築地〜豊洲、そして東京ビッグサイト。東京の街の素晴らしさを実感できる、絶妙のコース設定だと思う。銀座交差点あたりの設定*1など、心憎いばかりだ。
この思いは、何度走っても変わらない。僕は、今年も素晴らしいコースに酔いしれながら走った。
沿道の声援は、今年もまた感動的だった。レース前のエントリーで書いた通り、僕は、抽選で当たったランチパックのTシャツに「ICHIZO」ゼッケンをつけて走ったのだけれど、その効果は、絶大。
TOKYO-Marathon 2015-LunchP
ランチパックTシャツについては、思いの他、同じものを着て走っている人が多いことに驚いた。
よく考えれば、1等当選者は、皆、東京マラソンの出場ランナーなのだから、着て走る確率が高かったのだろう。ただ、僕はそれだけじゃなく、ヤマザキの社員たちも、皆これで走っていたんじゃないか*2と邪推している。
だから、ランチパック効果は殆どなかったのだけれど、絶大だったのは、ICHIZOゼッケンの方。
去年も同じものをつけて走ったが、今年の方が目立つ場所だったせいか、去年よりも断然多くの声援をいただいた。老若男女さまざまな方から「ICHIZO」コールをしてもらい、本当に嬉しく、大きな力になった。
このゼッケンは、沿道で応援してくださったラン仲間に対しても有効だった。事前に服装を伝えてあり、ランチパックTシャツを目印に…と、僕は考えていたが、前述の通りランチパック多数だったため、この作戦は失敗だった。
しかし、ICHIZOゼッケンのおかげで、見つけていただくことができ、応援で絶大な後押しをもらった。最高に嬉しかった瞬間だ。
TOKYO-Marathon 2015-FINISH
フィニッシュ!
タイムは3時間27分。自己ベストには大きく及ばないが、体調を考えれば上出来。風邪は殆どおさまりかけてはいたものの、走り出すと、鼻水が出まくったため、大きな無理はせず、調整しながら、ほぼイーブンペース(後半若干ペースアップ)で押し通した。
それで3時間半を切れたので、自分としては大満足だった。
そんなタイムが出せたのも、あたたかい応援の数々、そして最高のコース設定のおかげだ。他のレースだったら、きっと途中で心折れてしまっていたんじゃないかと思う。
やっぱり本当に東京マラソンは最高だ。
僕は、毎年、豊洲あたりに来ると、寂しさでいっぱいになる。残り5km弱。普通のレースなら、気力で踏ん張ろうという思いで走っているところ。
しかし、東京マラソンでは、踏ん張るなどという気持ちはない。ただただ、今年も東京マラソンが終わってしまうのだなぁという寂しさに満たされるばかりだ。
あぁ、来年も、また、出たいなぁ。
ここ4年、奇跡的に的中し続けているので、流石に来年は厳しいかもしれないが、可能性がある限り、出場の夢を叶えたい。
そして。
東京マラソンデーの感動は、レースフィニッシュで終わり…ではなかった。
(以下、続く。)

*1:行きは浅草方面へ、帰りは築地方面へ向かうランナーたちが交差する。

*2:ヤマザキは、東京マラソンの公式スポンサーなので、スポンサー出場枠が相当ある筈


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