餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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興奮と緊張と感動の別大マラソン(後編:厳しい!けれど楽しい!気分に浸って駆け抜けた3時間20分)

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(承前)
2月1日。
待ちに待った、別府大分毎日マラソン当日の朝。僕は、去年よりも30分以上早くホテルを出発して、スタート地点の「大分市高崎山うみたまご前」に到着した。
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天気は上々。
気温もそれほど高くなく、絶好のランニング日和になった。
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カテゴリー3選手の更衣場所として、仮設テントと選手用バスが用意されていた。
去年は、会場への到着が遅れたため、バスは既にいっぱいで、仮設テントを利用したのだけれど、今年は…。
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バスの座席を確保!
僕がスタート会場に着いたのは9時半頃で、レース開始までは2時間半もある。その時間を、暖かいバスの中で過ごすことができるメリットは非常に大きい。僕は、そのためにホテルを早めに出たのだ。その甲斐あって無事確保でき、ホッとした。
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仮設トイレ、ガラガラ。
レース前のトイレストレスに悩まされずに済むのも、この大会の素晴らしさ。発走直前は、流石に少し行列になったが、それでも他の大会に比べれば圧倒的に列は短かった。
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ウォーミングアップコースには、収容バスが並んでいた。
バスはバスでも、このバスには絶対に乗らないぞ!と思いながら、僕はウォーミングアップに力を入れた。
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スタート5分前。胸が高鳴る瞬間。
僕は、この写真を撮ってすぐ、デジカメをポケットに入れた。別大マラソンは、とても厳格な大会。レース中に写真撮影をするようなランナーはいないし、そもそも僕の場合は、関門との戦いがあるため、写真など撮っている余裕はないからだ。
号砲。
スタート地点までに辿り着くまでに、30秒ロス。このレースはフィニッシュタイム3時間半を基準として、各所に関門制限時間が設けられており、スタート地点までのロスも考慮されない。
10km関門:50分。15km関門:1時間15分。去年よりも若干条件が緩和されていた*1が、それでも厳しい。
僕は、基本的に後半型で、前半はいつもスピードが乗らないため、15km関門までをすんなり乗り切れるかが鍵だと思った。
ただ、いざレースが始まってみると、そんな思いは消えた。とにかく、みんな、速い!僕は、周りのスピードに後押しされる感じでついていくことができ、10kmは48分、15kmは1時間12分で通過。これで気分が乗ってきた。
そして。
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完走!
タイムは3時間20分。後半にペースを上げることができたため、去年よりも4分速くゴールすることができた。感激だ。
レース中は、とにかく、とびきりの緊張感がたまらなかった。僕が他に出場した、どのレースとも異なる、独特のムード。とにかく、ストイックに、淡々と、緊張に包まれながら走ることが楽しかった。
本当にこのレースは最高だ。
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参加賞のTシャツ。色も、デザインも気に入った。
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背面に、別大マラソンのロゴが入っているのもいい。
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レース前日、ランナーの広場で買った「別大マラソン」記念クッキー。
限定800個ということで、飛ぶように売れており、僕が買ってすぐ売り切れになってしまったものだ。

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ロゴ入りのクッキーを食べると、あの感動が甦ってくる。クッキーの味のように、甘美な追憶。あぁ、本当に素晴らしい大会だったなぁ。
来年も、もちろん参加するつもりだ。

*1:去年は10km関門:49分。15km関門:1時間13分。


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