1月31日。晴れ。
別府駅に降り立つと、僕はすぐに走り出した。受付会場行きのバスに乗るためだ。
駅から会場までのシャトルバスは、頻繁に出ているため、そんなに急ぐ必要はなかったのかもしれないが、僕には、なるべく早く着きたい理由があった。
受付会場、ビーコンプラザ到着。
受付は、すんなり終了した。
去年も思ったのだけれど、ナンバーカード受け渡しなどの際、「○○○○番、○○選手〜」と名前を呼んでもらえるのが嬉しい。僕は単なる1参加者に過ぎないのに、選手と呼んでもらえるので、何だかドキドキするのだ。
ランナーには、このプレートが渡される。
連絡バス乗車や当日の集合場所入場の際、出場選手であることの証明書として利用するものだ。これを首にかけると、別大ランナーとしての気分が高まってくる。去年は「選手」と書かれていたが、今年は「Athlete」の表示になった。格好いいじゃないか。
主催である毎日新聞では、今年も号外を発行。
出場者全員の名前が掲載されているため、カテゴリー3の欄を見ると、僕の名前もちゃんと載っていた。感動。
僕は、受付を終えると、去年同様ランナーの広場へ向かった。
広場の手前には、クロークまで用意されているのが素晴らしい。
東京から、重い荷物を携えて到着したので、上着や荷物を預かってもらえるというのは感激だ。もちろん無料。
広場には、今年も熱気が渦巻いていた。
飲食ブースが沢山出ている中で、僕が真っ先に目指したのは…。
杵つきあんこ餅のブースだった。
去年は、到着が少し遅れたため、売り切れになっており、悔しい思いをした店だ。バス乗車を急いだ理由はこのためだった。
今年も長い行列にはなっていたが、間に合ってホッとした。
出店の横では、餅をついており、その、つきたてのお餅が味わえるのだ。美味しいに決まっている。
あんこ入りで、大きめの餅が2個で250円。
ランナーには、250円の食券が2枚配られるため、実質無料だ。嬉しい。ボリュームがあり、とにかくもっちもち。最高に美味しかった。
もう1枚の食券は、ふぐ雑炊の出店で利用。
しっかりとふぐが入っていて、とても味わい深く、これも美味だった。
さらに、無料でバナナも配られており、僕はかなりお腹がいっぱいになってしまった。
広場では、昨年のレース中継などが放映されていたし、他にもさまざまな興味深いブースが出ていたが、僕は早々に広場を出て、次の目的地に向かった。
あんこ餅、ふぐ雑炊、バナナで、かなりお腹は膨れていたが、それでも僕には、さらに食べたいものがあったからだ。
(以下、続く。)
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興奮と緊張と感動の別大マラソン(前編:昂揚の受付、満喫の広場)
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