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ミステリマガジン2014年12月号「エドワード・ゴーリー」特集

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(承前)
SFマガジンに対抗して(?)、僚誌「ミステリマガジン」も個人作家特集だった。


ミステリマガジン2014年12月号:ハヤカワ・オンライン:

エドワード・ゴーリー特集。
恥ずかしながら、僕は初めて知った名前だった。僕は、海外ミステリにそれほど詳しくないのだけれど、作家の名前ぐらいは知っていることが多い。ただ、今回は全くわからなかった。
それもその筈…。

エドワード・ゴーリー - Wikipedia:

絵本という体裁でありながら、道徳や倫理観を冷徹に押しやったナンセンスな、あるいは残酷で不条理に満ちた世界観と、徹底して韻を踏んだ言語表現で醸し出される深い寓意性、そしてごく細い線で執拗に描かれたモノクロームの質感のイラストにおける高い芸術性が、「大人のための絵本」として世界各国で熱心な称賛と支持を受けている。

そう、エドワード・ゴーリーは絵本作家だったのだ。
海外の絵本作家については、ミステリ作家以上に疎いので、僕がわからないのも納得。
そんな作家がなぜ、ミステリマガジンに…?と思ったが、特集紹介記事を見て、合点がいった。
かつて日本で初めてゴーリーが紹介されたのは、1976年のミステリマガジン誌上とのこと。《アガサクリスティに捧げる》「オードリー・ゴアの遺産」という作品が掲載された経緯があった。
その後、エドワード・ゴーリーは絵本作家として人気を博し、日本での展覧会でも入場制限になるまでに至っているようだ。
ミステリ雑誌での特集としては、いわば「変化球」であるが、あまちゃんミルキィホームズまで何でも取り込むミステリマガジンにおいては、オーソドックスな特集とも言える。
邦訳は2作品。

巻頭に掲載されたのは、ゴーリー作のイラストが満載、シナリオ仕立てのミステリ。これも面白そうだと思ったが…。

何と言ってもこれが凄い。
ゴーリーのイラストと、それに添えられた26の単語だけで構成される本格ミステリ。そしてその単語には、とある「仕掛け」があって、読み終わってそのことに気がつくと、呆然とする。
早速読んでみたが、凄い力業。こういう遊び心は好きだなぁ…。ただ、同時に翻訳者は厳しいなぁとも感じた。
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