餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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1分単位で考えながら走った誕生日。

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いつのまにか、また1つ歳を重ねてしまった。
誕生日が、素直に嬉しいと感じたのは、いつ頃までだろう。最近は、この日を迎えるたびに切なくなる。
もう、これ以上歳をとりたくない気持ちでいっぱいだ。
今日の夜明けランでは、そんなことを感じながら走った。去年は、バースデーコンビニランを行ってみたりもしたのだけれど、今年はいろいろなことを考える余裕がなかったので、シンプルに「年齢×分」で走ることにした。
本当は、「年齢×km」の方がわかりやすいのだけれど、そんなに長い距離を走ったら、日が昇りきってしまう。夜明けランどころか、出勤時間に到底間に合わなくなるので、次善の策だ。
走っている間は、1分単位で、その年齢に起きた時のことを考えるようにしてみた。もちろん、1歳のころのことなんて覚えていないし、例えば23歳の時にどうだったかなんて、細かくわからない。
だから、時間と年齢の関係は結構アバウトに。例えば、走り始めて10分台は、10代の頃を振り返るみたいな感じで走った。
ただ、その中で、節目節目の歳もあるから、その時だけはじっくりと感傷に浸った。


15分経過時点のGarmin
そして、その時、僕の頭の中に流れていたのは、この歌。


尾崎豊 15の夜 歌詞つき - YouTube:

15の夜。僕は、煙草を吸わなかった*1し、バイクも盗んでいないけれど、色んなことを体験したし、ちょっとした冒険をしたことだってあった。
あぁ、あの頃は本当に楽しかったなぁ。
…いろいろと考えながら走った距離は、なんだかんだで7.5kmになった。走りながら、これまで人生で起こったことを振り返っていくというのは、思ったよりも面白かった。
この歳になるまで、辛いこと、哀しいこと、楽しいこと、あんなこと、こんなこと、ほんとに色んなことがあったなぁ、と。
最初は、真っ暗な中にくっきりと三日月が光る空、走りながら時間を重ねていくうちに、青く、赤く、そして白く変わっていく空。
今はつらいことが多いけれど、これからまだ明るくなっていくんだと思えたのも嬉しかった。
あぁ、この歳になっても、誕生日も悪くないなぁと感じた。だから夜明けランは最高だ。
7.5kmを、いったい何分で走ったのかについては…ご想像にお任せしたい(^^;
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*1:15歳の時はもちろん、今に至るまで、煙草は全く吸ったことがないし、吸いたいと思ったこともない。


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