餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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とびっきりの緊張感と感動に包まれて走った別大マラソン(前篇)

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2月1日。別府はとても暖かかった。
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羽田から福岡へフライト。博多からは特急にちりんで、別府駅に到着。
僕は、遂にここまで来たんだなぁ、という思いで胸が熱くなった。その感慨は、ひとしおだった。1週間前までは、断念することも考えていたからだ。
フロストバイトRRの日に負った胸の怪我がまだ残っている感じだったし、無理は禁物だと思った。
しかし、諦めてはいなかった。あと1週間の回復次第。そういう気持ちもあった。僕なりに、回復にむけて、できる限りの手は打った。その甲斐があってか、1日ごとに回復してきているような気がした。
レース2日前。
僕は、怪我をして以来初めて、スピード練習をすることに決めた。5kmを、別大の関門クリアとなるレースペース(1キロ4分50秒)で走れるかどうかを目安とした。もしもこのペースで走って、胸の痛みが酷くなったら、出走は諦めよう。そう思った。
結果は、合格だった。キロ4分40秒で走っても、胸に若干違和感が残る程度で走り抜けた。よし。これならいける。僕は出走を決めた。
怪我して以降の2週間、ロングランできなかったため、スタミナ面での不安は大いにあった。また、長く走ったときに、胸の痛みが出てくる可能性もあった。
しかし、もしも痛くなったら、スピードが上がらず、関門で捕まるから、そこでリタイアすればいい。そう考えると、気分はとてもラクになった。
そして、レース前日を迎える。
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駅からはシャトルバスで受付会場へ。ゆったりと座れ、しかも無料なので嬉しい。
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会場到着。
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参加人数がそれほど多く上に、伝統ある大会だけに、受付はとてもスムーズ。
ナンバーカードの引換証を示すと、その確認時に「××××番。××選手」ですね。と、優しく声をかけていただいた。僕はこれまで、さまざまなマラソン大会に出てきたが、「選手」と呼ばれたのは初めてだった。何だか面映ゆかったが、とても嬉しかった。
そして。
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ランナーエリア入場用のIDカードもいただいた。
これを見てさらに感激。「あぁ、僕は別大に出る選手の一員なんだなぁ。出られてよかったなぁ。」と思うと、再び胸が熱くなった。
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受付終了後、イベント会場である「ランナーの広場」へ。
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会場はごった返しており、もの凄い熱気が伝わってきた。
中央奥の大スクリーンでは、去年のレースが放映されていた。川内、中本の走りが眩しい。
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参加賞のTシャツ引換券とともに、250円分の食券2枚がついてきた。
500円程度じゃたいしたものは食べられないだろうなぁ、どうせ差分が多額に必要なのだろうなぁ、と、あまり期待していなかったのだけれど…。
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全くそんなことはなかった。
その出店も、基本的に250円ベースの安価で商品が提供されていたからだ。
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僕は、どれもこれも食べたくて目移りしたが…。
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地鶏めしのおにぎりと、中津もり山からあげをチョイス。
これだけで十分お腹は満たされた。地鶏めしはとても美味しかったので、次回もまた食べたい。
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会場では、骨の健康度も測定していたので、やってみた。転倒打撲後、しばらくは「骨にヒビ…?」と心配していたからだ。
結果、判定上は問題なかった。診断用紙には、積極的に走りましょうと書かれてきたので、心置きなくレースに臨もうと思った。
この診断で、骨の細かい状態などはわからないと思うけれど、精神的に自分を安心させようとした。
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夕暮れ。別府温泉界隈の街並。
明日ここを走れるんだなぁと思うと、本当に嬉しく、そしてまたしても胸が熱くなった。別府に着いて以来、胸が熱くなってばかりだ。
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前夜の夕食は、別府温泉一の餃子店で餃子ローディング!…と心に決めていたのだけれど、残念ながらそれが叶わず、鍋焼きうどんに変更。
普段抑え気味にしている炭水化物をたっぷり摂取。スタミナを十分に蓄えて、準備は万端。
ぐっすり眠って、起きたら、さぁ本番だ。
(以下、続く)
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