よっしゃ。北海道マラソン遠征時に使える!
7月サービス開始と聞いて、僕はまずそう思った。それ以降も、僕はJAL中心のフライトをする予定なので、そのお供になってくれるサービスの提供は嬉しい。
提供料金は、30分400円の時間制プランと、1フライト単位のプランがあるようだけれど、フライト単位のプランは、ちょっと設定が複雑。
利用機器 | 450マイル以下 | 451〜650マイル | 651マイル以上 |
---|---|---|---|
スマートフォン | 500円 | 500円 | 700円 |
タブレット・パソコン | 500円 | 700円 | 1200円 |
スマートフォンとタブレットの価格設定を別にしたのは、通信量を踏まえてのものだろうけれど、最近はスマートフォンの巨大化で、タブレットと区別がつかなくなってきているものもある。自動判別されるとのことらしいが、きっちり見分けられるのだろうか。
いずれにしても、料金プランだけ見ると、少し割高な気がする。
海外に行くわけじゃあるまいし、国内での、たかが1時間程度の利用時間*1で、そんなお金を払ってまでWebアクセスが必要なのか?文庫本や雑誌でも読んでいればあっという間じゃないか?
…と、僕も最初は思った。
しかし、JALの本当の狙い(?)は以下のところにあるような気がする。
JALマイレージバンク会員への特典
ご利用頻度の高いダイヤモンド会員、JGCプレミア会員、サファイア会員の方々には年間で一定回数、無料でご利用いただける特典をご予定しています。また、JALマイレージバンク会員の方なら、どなたでも貯めたマイルをインターネット接続無料クーポンに交換できる特典をご用意します。
2014年01月30日 JALプレスリリースより:
JALマイレージバンク会員の囲い込みだ。
ダイヤモンド会員、JGCプレミア会員、サファイア会員に無料特典がつくというのは嬉しい。
僕は去年の修行でJGCプレミアのステータスを獲得しているので、これが適用される筈。ということで、北海道マラソン遠征時のJAL便では、無料でこのサービスが使えると思う。それが、エントリー冒頭での喜びに繋がった。
僕は、去年修行によってステータスを獲得しただけであり、JALのお得意様とは言えない。しかし、ビジネスなどで、本当にJALを頻繁利用する人にとっては、ありがたい特典になるだろう。
また、マイレージバンク会員の特典として、マイルが使えるというのもポイント。詳細はまだ発表になっていないが、おそらくそれほど大きなマイル数にはならないだろうから、期限切れ近くで中途半端に余ったマイルの使い道としては非常に有効なのではなかろうか。
現状、日本国内の航空路線は激戦区で、成田発を厭わなければ、LCCなどを使った方が断然安い。
もちろん、サービスに差はあるが、「短時間だから我慢する」「わざわざ高いJALなんて選ばない」という人も多かった筈だ。
しかし、機内でのインターネットが簡単に使えるようになる、マイルも転用できる、という点は、大きな差別化ポイントになるのではないかと思う。
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*1:今のところ、離着陸時の利用はできないので、飛行時間よりもさらに短くなる。