(承前)
発表情報をもとに、スペック比較表を作っていたら、さらに悔しさがこみ上げて来た。
Miix 2 8 | ThinkPad 8 | |
OS | Windows 8.1 | Windows 8.1 |
CPU | Atom Z3740 | Atom Z3770 |
ストレージ | 最大64GB | 最大128GB |
サイズ | 131.6×215.6×8.35 | 132×224.3×8.8 |
重量 | 350g | 430g(Wi-Fiモデル)、439g(WANモデル) |
ディスプレイサイズ | 8型ワイド | 8.3型 |
ディスプレイ解像度 | 1280×800ドット | 1,920×1,200ドット |
カメラ画素数 | 200万画素(前面) 500万画素(背面) |
200万画素(前面) 800万画素(背面) |
ネットワーク | 3G対応スロットあり ※但し、日本発売商品には搭載なし |
3G/LTE対応モデルあり |
スピーカー | モノラル | ステレオ |
バッテリ駆動時間 | 約10時間 | 8時間 |
lenovoにとって、おそらく、Miix 2 8は、「軽くてお手軽な廉価版」であり、ThinkPad 8は「本気で出した勝負モデル」という気がする。
軽さの点では断然Miix 2 8だし、サイズや駆動時間など、Miix 2 8が勝っている部分もある。Miix 2 8はとにかく圧倒的に軽いのが売りだから、軽さを求めるならその選択肢もあるだろう。
しかし、性能面でのThinkPad 8の優位性が、とにかく断然すぎる。重量だって、Miix 2 8以外のWindowsタブレットと比べれば、そんなに重くはない。430g程度で、この圧倒的なスペックなら、十分許容範囲だと思う。
日本で発売されるモデルにWANが搭載されるかどうかわからないけれど、僕は確実に搭載してくると考えている。ThinkPad 8がLTE対応しているからだ。
Miix 2 8の発表時、lenovoの日本法人は、Miix 2 8の日本版で3Gスロットを塞いだ*1ことについて、「日本ではLTE対応していないと意味がない」といったような説明を行っている。
僕は、この説明がちょっと不満だったのだけれど、あとにThinkPad 8が控えていたなら合点がいく。LTE対応となる真打ちがいるから、あえて、3G対応しかしていないMiix 2 8のスロットを塞いだのだ。くそぉ。それならそうと云ってくれ!と思う。
ThinkPadブランドを愛する者にとって、ThinkPad8には、スペック以外の魅力も多数ある。
何と言ってもThinkPadロゴがつくし、オプション充実。タブレットとはいえ、正式にThinkPadを名乗る以上、「ThinkPadクオリティ」も約束されている筈で、その点においても悔しい。悔しくて仕方がない。
あぁ。
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*1:グローバル版では3Gスロットを搭載している。