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星新一、幻の作品集「つぎはぎプラネット」発売!

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そう言えば、毎月恒例(?)*1SFマガジンネタをまだ書いていない。
もちろん発売日に購入済みだし、書きたいこともほぼまとまっているのだけれど、SFファンとして、今月は、それよりも先に取り上げたい本がある。

星新一先生の、なんとびっくり最新刊、「つぎはぎプラネット」の発売だ。
星先生に関する思い、そして、この本に関する思いは、先月のエントリーで書いたから繰り返さない。ただ、今は、この本に出会えた喜びを噛みしめていたい。
本文だけで400ページ超。想像以上のボリュームだった。内容は、川柳あり、ジュブナイルあり、散文ありと多種多彩。
さまざまな経緯から、これまでの単行本に収録されなかった作品たちなので、星先生が存命だったら、おそらく、日の目を見ることがなかったものばかり。
そう考えると、単なる「寄せ集め」のように思われるかもしれないが、違う。高井信氏の解説にある通り、星先生の次女マリナさん、そして高井信氏ら生粋の星新一マニアの方々が発掘し、調査・精査し、苦労の末に編みこまれた決定版「全集」なのだ。
これまでの星作品を全部制覇している星新一ファンは多いと思う(そう、僕も。)けれど、それならば、絶対にこの本は読んでおきたい。そんなファンのために、巻末には、素晴らしいサプライズも用意されているから。
ファン待望の本であった証拠に、発売日(8月28日)直後から爆発的に売れている。僕が今日買った都内の大型書店でも、最後の1冊になっていたくらいだし、公式サイトの情報では、発売4日目にして、既に3刷が決まったらしい。やっぱり、皆、待ち侘びていたのだなぁ、と思った。
星先生の本は、何度も何度も繰り返し読めるから、僕はこれまで数え切れないほど読み返している。何度読んでも面白いが、やっぱり、「初体験」の作品は、それ以上にワクワクする。
一気に読むのは勿体ないので、ゆっくり読み進めていこうと思う。
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*1:誰も気にしてないと思うけれど、昨晩、口の減らない気が利く後輩から、「(マンネリの)SFマガジンネタ書かないんすか?」と、突っ込まれたw


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