餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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至上の僥倖ずくめだった「筒井康隆さんへの質問状」懇親会(前編)

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(承前)
あれから1週間以上経った今でも、まだ、鮮明に思い出せる。
僕にとっては、一生の思い出、財産。思い出すたびに、まだ心がドキドキするほど。だから気軽に書き出せなかった。それほどまでに興奮してしまったのだ。
その僥倖は、「筒井康隆症候群」繋がりの、僕の盟友、かんぱちさんが与えてくれた。本来であれば、僕などは参加できなかった筈だった筒井康隆先生との懇親会に、「症候群枠」で参加を申請してくださったからだ。
講演会後。僕は、会場の控え室に入れていただくことができた。気楽に、気さくにお話される筒井康隆先生。その姿を見ているだけで、僕は胸が熱くなった。その場にいられる幸せを噛みしめた。
懇親会の時間が迫り、世話役となっておられた堀晃先生が、参加者の名前を一人一人読み上げられた。僕は固唾を呑んで待ったが、最後の最後まで僕の名前は呼ばれなかった。
その時、背筋が寒くなったけれど、かんぱちさんに不安を訴えると、「大丈夫、大丈夫」とのこと*1。ならば心配はいらないだろう。不安はあったけれど、度胸を決めて参加させていただくことにした。
懇親会の会場は、本町にあるビアホール。まだ、夕方過ぎの早い時間で、しかも大雨だったせいか、殆ど他に客の姿はなかった。それだけに、ゆったりと落ち着いて話すことができた。

懇親会会場風景。こんな写真だと、何が何やらわからないと思うけれど(汗)
筒井先生が座られたのは、もちろん会場の中央奥。僕ら症候群メンバーは、隅の方に固まっていたので、筒井先生を遠目に見ながら、かんぱちさん、ジョナさん、鯖雄さん。懐かしいツツイストの皆さんと旧交を温めていた。
先生の話し声は殆ど聞こえなかったけれど、同じ懇親会会場にいられるだけで、本当に幸せだった。こんな幸せがあっていいものだろうか、と僕は、突然訪れた僥倖を、ただただ噛みしめていた。
しかし、僥倖はそれだけではなかったのだ。
宴席半ばにして、症候群メンバー誰もが夢にも思っていなかったようなサプライズが起きた。
(以下、続く。)
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*1:かんぱちさんはちゃんと申請してくださっていたのだけれど、何かの手違いで、堀晃先生が読み上げられたリストには入っていなかった…?でも、会場は人数の融通が利く感じだったので、結果的には問題がなかった。


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