餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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懐かしの家と、懐かしの店へ

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絶対に、行く。
福岡への修行計画が固まった瞬間から、僕はそう決心していた。
旅程中、昼間はまるまる修行なので、行動時間はかなり限られていたけれど、ただ「行く」だけでいいのだから話は簡単。修行の開始前、空港に向かう前に、行けばいいのだ。
住所も正確には思い出せなかったけれど、なぁに、2年間も住んだ街なのだから、近くまでいけば記憶が甦る筈。

ということで、道標などを頼りに、僕はその地に向かった。僕が住んでいた場所に。
しかし、辿り着くのは、そう甘くはなかった。住んでいたといっても、十数年前のこと。近くまでは判っても、既に、どの路地を曲がればいいかさえわからなくなっている。ちょっと奥まった住宅街にあったため、目印になる店などは殆どなかった。
かなり近くまで来た…という確信はあったのだけれど、似たようなマンションが建ち並んでいて、そこからかなり迷いまくった。ひとつひとつマンション名を確かめに近寄ったりしたので、周りからみたら不審者だと思われたかもしれない。
そして。

ついに見つけた!
おぉぉ、懐かしのマンション。いざ発見してみれば、あのころと殆ど変わらないような気がした。
僕が住んでいたのは、この中のたった一部屋、それも2年間に過ぎないから、「懐かしの家」と呼ぶにはあまりにも大袈裟すぎるけれど、僕にとって、思い出の地であることは間違いない。だから本当に感慨深かった。
あの頃からランニングしていれば、もっと福岡を堪能できただろうし、簡単に見つかっただろうになぁ…などとも思った。

ベランダ側。
当時、窓から川を見下ろしていた記憶が、発見の最後の決め手になった。
家を発見し、ホテルまでの帰り道で、懐かしの店も発見。

一蘭
今でこそ東京にも進出し、有名なラーメンチェーンになっているけれど、当時は九州にしかなかったし、その独特の食事スタイルは、数ある博多ラーメンの店の中でも異彩を放っていた。
この店は、その発祥の地。なんと24時間営業なので、あの頃よくお世話になったことを覚えている。
あぁ、懐かしかったなぁ。

written by iHatenaSync


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