最悪の天候だった。
4月としては異例の寒さ。そして、雨。折角の大会、折角の日曜なのに…。心が沈んだ。
いざ、スタート会場に着いても、傘の波で全く先に進めない有様。
休息や着替えスペースになる筈だったベンチもぐちょ濡れ。
しかし、ここはまだいい方。その先に悪夢が待っていたからである。
荷物預かり所。泥だらけorz
少し歩いただけでも、靴越しに泥が染みこんでくる。場所の制約はあるのかもしれないけれど、悪天候の可能性だってあるのだから、こういった場所を荷物預かり所に設定するのは問題なのではなかろうか。
去年は、申告タイムを間違えてFブロックとなり、スタート地点に辿り着くまでに7分も掛かってしまったが、今年はスタート地点が見える!
嬉しい。
スタート後に関しては、ただ淡々と雨の中を走っていた記憶しかない。マラソンは基本的にストイックなスポーツだけれど、雨ということで、さらにストイックさが増したような気がする。
降ってくる雨もさることながら、ところどころに大きな水たまりがあって悩ましかった。そのたび毎にランナー渋滞となって前が詰まったり、水を被ってしまう。
こういったロスの蓄積が、最後まで響いた感。
ただ、そんな雨の中、傘を差しながら、カッパを着ながら、沢山の方が応援してくださったのは、本当に励みになった。エイドに関しては、公設・私設とも申し分ない。去年も感じたことだけれど、本当に、茨城の方々の温かさを感じる大会だ。
フィニッシュ!
ボランティアの方々による万雷の拍手に迎えられて感動。雨に悩まされたせいもあり、走破タイムに悔しさは残ってしまったけれど、達成感、満足感はひとしおだった。
泥だらけの場所もさることながら、「ゼッケン番号順」管理が良くない。ゼッケン番号は、ランナーの申告タイムに基づいているのだから、必然的に、同じようなゴールタイムになる。ということで、番号毎のブロックで、大行列の場所とガラガラの場所に二分されていた。非効率極まりない。
レース後の大行列の中、止まない雨と激しい寒さで沢山のランナーが苦しんでいた。僕も同様。
荷物受け取りについては、その場所とともに、末尾番号順の管理にするなど、一考が必要だと思う。
僕の荷物。
地面にそのまま置かれており、袋は泥だらけ。中のバッグにまで泥が染みこんでいた。お気に入りのボブルビーのバッグだったのに…。ショックだ。
記録は、プライベートタイムで3時間33分。
ここ4大会続けて、3時間半を切っていたのに、今回は切れなかった。痛恨だ。風雨がきつかったとはいえ、そこでサブ3.5を達成してこそ、意義があったのになぁ…。悔しい。
参加賞のTシャツ。
かすみがうらマラソンのTシャツは、毎年デザインが良くて結構気に入っている。紫という色も、ちょっと変わっていていい。
紙製のバッグと、れんこんめんもついてきた。
荷物預かり所に不満は残るけれど、それを除けば非常に満足度の高い大会。今年、最悪の天候でもフルを走り切れたことで、今後は「アレよりはマシ」と思いながら走ることができるのもプラス。
来年も是非参加したい。