餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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JCカードを持ってるかい?

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タイトルは、「JCBカード」の間違いに非ず。
あくまでJCカード。JESUS CHRIST CARDの略。ツツイスト、そう、生粋のファンであれば、きっとニヤっとする筈の「あの」カードのことだ。

いやぁ、懐かしい。懐かしいなぁ。
これは、僕の宝物のひとつなのだけれど、そんなことをふと思い出したのは、理由がある。筒井先生の3月1日付「偽文士日碌」で、新潮文庫版における戯曲集電子化の話が書かれていたからだ。
新潮文庫の筒井康隆戯曲集は、これまで4冊が刊行されているが、なんと、今やその全てが絶版になっているということに衝撃。僕は、できる限り「本は紙で読みたい」派だけれど、絶版で日の目を見なくなってしまった作品が復活するというのならば大歓迎したい*1

「ジーザス・クライスト・トリックスター」の本。
上演ライブ音源(カセット)、舞台写真、戯曲、舞台装置模型を集めた「聴いて、見て、読んで、さわれる」画期的な1冊だ。

久しぶりに開いてみたが、やっぱり感動。素晴らしい舞台のイメージが浮かんでくる。
いくら電子化の波が進んでも、こういった形では再現不能。まさに、アナログならではの魅力が光る本だと思う。
哀しいかな、僕の家には、もはやカセットテープを再生する機器がなく、音を聞けないのが痛恨だけれど。
筒井さんの作品は、他にもカセットブック版をいくつか持っているので、それを聞くためだけに、中古のラジカセでも入手しようかと考え中(^^;
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*1:そもそも、筒井さんの作品を絶版にするなんてけしからん!と言いたいが、それはまた別の話。


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