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ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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SF三昧!したくなる三冊

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SFマガジンの4月号は、恒例の「ベストSF2012 上位作家競作特集」だった。


S―Fマガジン2013年4月号:ハヤカワ・オンライン
SFが読みたい!2013年版:ハヤカワ・オンライン

円城 塔/長谷敏司の最新短編、そして、チャイナ・ミエヴィル/パオロ・バチガルピの初訳短編が掲載されている。
実に豪華なラインナップで、最新のSFトレンドを掴むには、やはりSFマガジンは必須だなぁと思わずにいられなかった。
この特集は、もちろん「2013年版 SFが読みたい!」とのタイアップ企画だから、これとあわせて読むと2倍楽しめる仕掛け。
「SFが読みたい!」の充実ぶりも素晴らしい。いつもの年間ベストSF発表、サブジャンル別ベストに加え、特別企画の「作家別最新日本SF最新ブックガイド」が圧巻。当代の人気作家50人をチョイスしおすすめ3作品とともにレビューをしている。
これを読むだけで、「旬」のSF作家状況を掴める企画だ。流石。
でも、新しいものばかりがSFの良さじゃない。そんなことを感じさせてくれる本が、機を同じくして発売になった。


日本SF短篇50 1:ハヤカワ・オンライン

日本SF短篇50。
日本SF作家クラブの創立50周年を記念して発刊されるアンソロジー。1963年から2012年までの50年間の精華を1年1作品ずつセレクトするというもので、日本SF史のベストオブベストとも言える本になりそうだ。
今回は、1963年から1972年の短編ということで、本のオビにあるように、まさに「黎明と勃興の10年」。
居並ぶ作家たちの名前を見ると、懐かしさで胸が熱くなる。まさに、あの時代を彩った豪華メンバーだ。その豪華な作家陣のうち、たった1作が選ばれるというのだから、これが面白くないわけがない。
例えば、僕が尊敬してやまない筒井康隆先生(あの頃から今に至るまで、ずっと、ずっと、第一線で活躍!)の作品は、1972年の「おれに関する噂」。
筒井さんの名作は星の数ほどあるけれど、これも代表作のひとつ。こういった作品を、既に1972年に書いていることに驚くばかり。
日本SF黎明期の作家として絶対に欠かすことの出来ない小松左京の名前が見つからなかったため、今回もまた、大人の諸事情によるものか…などと一瞬心配したのだけれど、それは杞憂だった。
SFマガジンには、今後4冊(40作家、40作品)に掲載される作品のラインナップが掲載されていた。

小松さんは、1976年「ゴルディアスの結び目」で登場。作品的に文句なし。
何しろこれだけ豪華絢爛な作家陣が揃って、1人1作しか掲載されないのだから、それが何年に出てくるかは、編集のみせどころ。このラインナップを見ると、それは見事に成功しているように思う。
今後は、10月までの間、隔月で刊行される予定となっているが、もちろん全て買う予定。
全SFファン必読の永久保存版だ。
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