昨日のソウルは、大雪だった。
降り始めこそたいしたことはなかったのだけれど、夕方ぐらいから猛烈に雪が強くなり、夜中まで降り積もった。ここは雪国か、と思ったぐらい。
厳寒のソウルでは雪は珍しいことではないのだけれど、それにしても、昨日の雪は桁違いだったようだ。ニュースもこのように伝えている。
ソウルで今冬最大の積雪 16.5センチ=韓国
3日午後から4日朝にかけ、ソウルで16.5センチと今冬最大の積雪を観測するなど、朝鮮半島の中部地方を中心に大雪となった。ソウルの場合、この冬で最大の積雪となった。2月としては、2001年の2月15日(23.4センチ)に次ぐ積雪量だ。
Chosun Online | 朝鮮日報
よりによって、そんな凄い降雪の日に旅程が重なるなんてなぁ…。
と、恨み言のひとつも言いたくなる。何せ、帰路は雪に翻弄されまくりだったからだ。今回、僕らの旅は、さまざまなメンバーがさまざまな旅程でソウルに集結した。昨晩帰路についたメンバーも、羽田着が大幅に遅延した影響を受けたが、その余波は、今朝帰国予定だった僕にも連なった。
そもそもの原因は、前述の報道も伝えていた。
一方、雪の影響で羽田空港を出発した国際線2便など航空機14便が金浦空港に着陸できず、仁川空港に代替着陸した。
僕が乗る予定だったJL090便(朝8:00発)は、前日夜にソウル着となるJL095便の折り返しだ。
このJL094便が金浦空港に着陸できず、仁川空港に代替着陸となってしまったため、定刻にソウルを出発するのは不可能となった。金浦空港には、朝一番で飛ぶべき飛行機がないからだ。
ということで、JLからこのようなメールが届いた。
ご搭乗予定の2月4日JAL090便の出発時刻が変更となりました。ご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません。
金浦発定刻 2/04 08:00
出発予定 2/04 10:40
羽田着定刻 2/04 10:05
到着予定 2/04 12:45
状況 2時間40分 出発遅延
使用する飛行機の到着遅れのため出発に遅延が生じています。
あぁ、2時間40分遅れか…。今日の予定が大幅に狂ってしまうなぁ。
と、ブルーになりながら、僕は空港に向かった。
チェックインまではスムーズに終わり、電光掲示板でも10:40の表示。
あと30分…と思いながら待合席で待つも、時間ぎりぎりになっても一向に搭乗案内される気配がない。その時刻が過ぎた頃、ようやく、日本語の話せる係員により、「出発が1時間遅延する旨」と「搭乗ゲートが変わる」旨の案内があった。
ということで、あらためて1時間の辛抱…と思っていた。
しかし、ここからさらに翻弄は続く。11時半を過ぎた頃から、「まだ仁川からの機体が到着しない」などというアナウンスが、途切れ途切れに行われ、結局搭乗できたのは…。
この時間だったorz
結局離陸できたのは、12時37分。なんと4時間30分超の遅れだ。雪のせいだから諦めるしかないのだけれど、ちょっと釈然としないこともある。
僕の乗る便は、JALの朝一番便だった筈なのに、12:10ソウル発のJL092便の方が先に出発してしまったのである。同じJALなのに、どうして順番が逆転してしまうのか。航空路線は、行き帰りがセットの編成になっているのだからあり得る現象だとはいえ、もやもやした気分が残る。
大雪のソウルから搭乗し…。
雪など微塵もない東京に降機。
ソウル−東京間は、わずか2時間弱のフライトなのに、その2倍以上もの時間を無駄に費やしてしまった。
ということで、今日の予定は大幅に狂い、帰国後もちょっとバタバタ。もう11時半過ぎだ。旅の疲れもあるし、今日は早く眠るつもりだったのになぁ…。
と、思うのだったら、ブログなど書かずに寝ればいいだろと言われそうだけれどw
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