餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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自己ベスト&サブ3.5達成!で感激至極の大田原マラソン

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スタート直前に、雨がぱらついてきた。
20121123_大田原マラソン_スタート前
天気予報では朝から雨となっていたため、僕はこの時点で、目標達成を諦めかけていた。
この秋最大の目標レースであり、それに向けてトレーニングを積んできたつもりだけれど、天気まではコントロールできない。残念。僕は、頭から透明のゴミ袋をかぶり*1、雨のダメージを少しでも少なくしようと努めた。
折角、最高の状況でスタートラインまで来たのになぁ…。と、その時は、少し悔やんだことを思い出す。
20121123_大田原マラソン_駅
時を遡ること2時間半前。那須塩原駅に到着。
始発の新幹線乗車というハードスケジュールだったけれど、車内は大田原マラソンに向かうランナーだらけだったので、少し気分がほっとした。
20121123_大田原マラソン_バス
駅から会場までは車で20分ほど。ゆったりシートの無料送迎バスが待っていてくれた。
20121123_大田原マラソン_スペシャルドリンク受付1
会場に着くと、入口手前にすぐ、スペシャルドリンク受付所があった。
この大会は、7箇所の給水所に、参加者独自のスペシャルドリンクを置くことができるのが大きなポイントだ。

僕は、7箇所全てぶん作成した自家製ボトルを提出した。
以前のエントリーで書いた「ドレッシングボトル紅葉添え」だけれど、ボディ部分だけのナンバー表記では少しインパクトが弱いようにも感じたので、紅葉の枝先にも蛍光シートを貼って、ナンバーを書き添えた。
いくらボトルが多いとはいっても、これぐらい目立たせれば大丈夫だろうと思っていたのだけれど…。
20121123_大田原マラソン_スペシャルドリンク群
いやはや、想像以上の派手っぷりだったw
僕のボトルは給水所で埋もれてしまうのではないか、見つからなくてタイムロスが生じるのではないかとの不安が胸をよぎった。
20121123_大田原マラソン_受付
選手受付。
体育館でゆったり。この受付所は、館内の観覧席も含め、簡易な荷物置き場、着替え場所としても開放されていた。レース終了後は、別途預けた貴重品の受取所に変わっていて、対応が非常にスムーズ。機能的な運営だなぁと感じた。
20121123_大田原マラソン_更衣室
更衣室も、男女別に広々とした場所が用意されており、ここでゆったりと着替えることができた。
ただ、男性用更衣室とこれだけデカデカと書いてあるにもかかわらず(しかも係員が何度もアナウンスしているのに!)、ごく一部の非常識な女性群が堂々と居座っていることに驚いた。
その女性たちは、もちろんここで着替えるわけではなく、着替えは(多分)女性更衣室で済ませ、一緒に来た男性ランナーたちとダベるために居座っている。
体育館などが更衣室になっているマラソン大会ではありがちな光景なのだけれど、ここまで酷い状況は初めてで、非常に腹立たしかった。本音を言えば、更衣室の中を撮影*2して、公開したいほど女性が溢れていた。
入口にちゃんと「男性更衣室」と書いてある以上、運営側に責任はないとも思うのだけれど、「女性入室厳禁」とでも書かないと、非常識人には通じないのかもしれない。来年以降は、こんな不快な思いをしたくないので、運営側に改善要望を出してみようと思う。
こういった不愉快な輩を除けば、更衣室内は非常に快適。レース前まで、寒さとも雨とも無縁にゆったりと過ごすことができる空間だった。
20121123_大田原マラソン_ウォーミングアップ
更衣室を出てもストレスフリー。発走10分ぐらい前まで、競技場内をウォーミングアップできる。素晴らしい。
で…。こうやってスタート直前の状況(再掲)を迎える。
20121123_大田原マラソン_スタート前
僕に不安をもたらした雨は、号砲が鳴るとすぐに止んだ。
その後、いつ本格的に降ってきてもおかしくないような状況だったのだけれど、結局雨は殆ど降らず、風もなく、気温は9度程度という、マラソンには最高の気象条件になった。
突然の雨に備えて、僕はゴミ袋を被り続けたままで走ったけれど、結果的にはそれがプラスになった。30km過ぎ、身体が一番苦しくなってきた時に、ゴミ袋を外すことで、身体が「ふっ」と楽になったからだ。
どうせ降らないのならば、はじめから装着しない方がよかったのかもしれないが、それだと身体はその状態に慣れてしまう。30km過ぎの苦しい時に、重しをとって走れることで、精神的にも非常に救われた気がする。
スペシャルドリンクの効果も非常に大きかった。自分なりに作ったスペシャルドリンクが、ほぼ5kmおきに用意されているというのは、大きな心の支えになる。
「ボトルが多すぎて、すぐに見つからないのでは…」という不安も杞憂に終わった。枝先につけた蛍光シールが非常に目立ち、全ての給水所でロスタイムなく発見できた。これも、走破タイムに大きく影響したと思う。
ゴールタイムは3時間28分4秒。
自己ベスト更新。しかも夢にまで見たサブ3.5達成*3。それも、グロスタイム*4でのものなので、喜びもひとしおだ。
去年1月の勝田全国マラソンから数えて、フル12戦目にしてようやく、念願だったサブ3.5を達成することができた。夏も休まず走り込み、灼熱の北海道(3時間44分)→少し暑かったいわて北上(3時間35分)を経て、ホップステップジャンプで目標達成。
今年最後のフル。数えること7戦目。年初の抱負を達成するためには、あとがないレースでの目標達成だっただけに、本当に嬉しい。
20121123_大田原マラソン_なめこ
レース後には、なめこ汁のサービスもあった。
あいにく僕は、次の予定があって時間がとれず、食べることが出来なかった。イベント会場では、その他にも沢山の催しがあったり、レース後の無料マッサージサービスなども受けられたようなので、参加できずに少し残念。
来年は、レース後に会場でゆったり時間がとれるよう、スケジュールを組んで参加したい。
20121123_大田原マラソン_参加賞1
参加賞その1。
お米は2合。大田原市内の温泉無料入浴券もついてきたけれど、これも時間がなくて使えなかった。来年は是非使わないと。
20121123_大田原マラソン_参加賞2
参加賞その2。
記念Tシャツ。シンプルなデザインだけれど、大田原マラソンのイメージには合っている。
施設面での充実、スペシャルドリンクなどの対応も含め、これだけ揃って参加費が4,000円というのは実に良心的。東京からの交通費は少し掛かってしまうが、それを含めても十分価値のある大会だと思う。
これだけ条件のいいレースは滅多にないから、今後記録を更新するのは相当難しそうだけれど、今回のサブ3.5がまぐれとならないよう、練習を重ねて、さらに上を目指したい。
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*1:ゴミ袋は、冬場の寒さや雨を凌ぐことができる、マラソン大会の必需品。

*2:は、流石にまずいと思ったので自粛^^;

*3:マラソン用語で、フル距離を3時間半以内で走ること。

*4:号砲が鳴ってから、ゴールするまでの公式タイム。参加人数、スタート位置などによっては、スタートラインを超えるまでに相当の時間がかかることがあるため、スタートラインを超えてからゴールタイムまでの時間を、ネットタイムとして計測できる大会も多い。


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