餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ちょっとだけ気になる「ThinkPad誕生20周年モデル」

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ニュースを聞いた瞬間は、全く惹かれなかった。

レノボ・ジャパンは11月5日、ノートPC「ThinkPad」の誕生20周年を記念した特別モデル「ThinkPad X1 Carbon 20th Anniversary Edition」を発表した。
500台・国内限定販売の完全受注生産で、生産も国内で行う。

ThinkPad 20周年記念モデルが登場 限定500台、おはし付き

僕のThinkPadに対する愛は、IBM時代で終わっていて、lenovo生産のモデルを買ったことはないからだ。
特に最近は、ThinkPadの魂と言うべきキーボードに大きな改変が加えられているのが不満だった。7段配列から6段への変更、そして、1つ1つのキーが独立したアイソレーションタイプキーボードへの転換…。
トラックポイントがついているから、辛うじてThinkPadと呼べるものの、もはや僕が好きだった頃の面影はなくなってしまった。だから、20周年モデルなどと言われても、食指が動く筈がなかった。


ThinkPad X1 Carbon 20th Anniversary Edition - ThinkPad 20 周年 | Lenovo | (JP):

ただ、記念サイトのコンテンツをつらつらと読んでいたら、ちょっとだけ気になってきた。


ThinkPad 20年の歴史 - ThinkPad 20 周年 | Lenovo | (JP):

あらためて20周年の機種群を眺めてみると、さまざまな感慨が甦ってきて、胸が熱くなる。あぁ、僕は本当にThinkPadが好きだったんだなぁと思う。
2005年以降*1は、殆ど興味を失ってしまっていたが、さまざまな変化と革新があったのだなぁと知った。僕が好きだった頃の面影は全くなくなってしまったとはいえ、ThinkPadアイデンティティは失われていないのではないかと感じた。
愛し続けた機種の20周年モデル。それも500台限定生産となれば、記念に持っておいてもいいかなぁ…と一瞬思ったほどだ。

20周年モデルの特徴は、電源ボタン横の「20th Anniversary Edition」印字、左ヒンジ部の限定500台を示すシリアルナンバー、底面に日本国内での生産を表す「Made in Japan」の刻印。
その他、「箸」と「風呂敷」がつくようだけれど、付属の理由*2を知っても「なぜ箸…?」という思いが拭えない。
個人的には、現端末の流用ではなく、過去の名機を再現するような限定端末を作って欲しかったし、そうであれば絶対に買っていたのだけれど、流石にコスト的にそれは難しいだろう。
だから見送り予定ではあるものの、PCが売れなくなってきている時代、果たして30周年があるかどうか不安なので、「思い出を残しておくためには、ここで買っておいた方が…」と少しだけ感じている。まぁ、10周年記念モデルさえも見送ったほどだから、結局は買わずに終わると思うけれど…。
予約開始は、明日11月13日から。lenovo直販サイトと一部量販店で予約受け付けを始めるようだ。500台限定なので、絶対に欲しいと思っている方は、早めの予約をおすすめ。
価格は、記念対談によれば175,000円とのこと*3だが、変動の可能性もあるので、予約開始以降の公式情報を確認いただきたい。
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*1:IBMからlenovoに買収されてしまって以降。

*2:ThinkPadが誕生した当時のデザインコンセプトが「松花堂弁当」で、「ThinkPad X1 Carbon」のデザインモチーフが「仕立ての良い箸」ということ…らしい。

*3:動画の48:55あたりに出てくる。


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