ただ残念、としか言えない。
ブルームバーグ・ニューヨーク市長は２日、４日開催予定だった世界最大のマラソンレース、ニューヨークシティー・マラソンを中止にすると発表した。
ハリケーン「サンディ」上陸から２日後の10月31日には、同市長が開催を発表していたが、被害の全容が明らかになり、「論争の源になっている」と、中止を決定した。
ＮＹマラソン中止 ハリケーン被害で市長折れる ：日本経済新聞
僕は去年出走したのだけれど、一生忘れられない大会として記憶に残っている。
ハリケーン襲来の情報を聞いて以来心配していたが、開催日前に過ぎ去ってくれたので、何とか間に合うと思っていた。
しかし…。ハリケーンは去っても爪痕は残っていたのだ。「サンディ」後の被害状況を記録した動画を見ると、確かに、マラソンどころではないなぁと思った。
もし強引に開催したとしても、例年のような、ニューヨークシティが一体となったような応援、興奮は望めまい。
だから中止の決断はやむなしだとは思うけれど、知り合いのランナーも参加していたので、その無念さを考えると、本当にやるせない気分になる。
ニューヨーク自体はとにかく最高の街で、行ったことは決して無駄にはならない筈だけれど、このNYシティマラソンは、基本的にツアー枠での参加となるため、それなりに余分なお金がかかっている筈だからだ。
出場できれば十分元がとれるだけの素晴らしい大会だけれど、まさか中止になってしまうとはなぁ…。
あぁ。
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