餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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9780→9900のIMEで変わったところ、変わらないところ(前篇)

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BlackBerryに搭載されている日本語IMEは、ちょっと非力だ。
折角、スマートフォン史上最強*1のキーボードを有しているのに、IMEの非力さ故にそれを生かしきれていないような気がする。実に勿体ない。
以前僕は、ATOK for BlackBerryの登場を熱望すると書いたが、今でもその思いは変わらない。ただ、あの時使っていた9780のIMEに比べて、9900のIMEは、わずかながら進化が見られる。
変換できない用語が多いもどかしさは、あまり変わらない(とりわけ、出てこない漢字があるのが痛い)が、通信関係の用語には強くなった気がする。
例えば、docomoという表示を出したくて、「どこも」と打って変換をかけると、9780の場合は、「DoCoMo」という候補しか出てこない。その他の候補もあるにはあるが、「dokomo」とか「DOKOMO」とかになってしまうので、こうなると誤変換だ。
DoCoMo」という表記は、NTTドコモの旧ロゴで使われており、決して間違ってはいない。

ただ、このロゴは2008年で姿を消し、以降は全て小文字の新ロゴに変わっている。

そもそも、9780の本体下部には、ちゃんと新ロゴが書かれているじゃないか。それだけに、このアンマッチはちょっと残念。

ただ、9900でしっかり改善されており、ちゃんとdocomoという変換候補が出てくる。
その他の用語についても進化が見られる。例えば「あいふぉん」や「あいぱっど」にしても、9780では正しく変換できなかった。「愛フォン」とか「愛パッド」とか表示されてしまう。愛パッドっていったい何なんだ。ちょっと卑猥じゃないか(ヲィ
しかし。9900のIMEでは

  • 「あいふぉん」→「iPhone
  • 「あいぱっど」→「iPad

としっかり変換される。それどころか、

  • 「えくすぺりあ」→「Xperia

まで、ちゃんと変換できる。これにはちょっと驚いた。
しかし、もっと驚いたことがある。なんと、「ぶらっくべりー」と打っても、「BlackBerry」という変換候補が出てこないのだ!
9780はともかく、9900でもダメ。まさか、と思った。もちろん「bぁckべrry」とスペル通り打って変換すれば「blackberry」という候補は出てくるが、全部小文字(もしくは大文字)になってしまうし、あまり現実的とは言えないだろう。
まぁ、「BlackBerry」という文字を出したい時は、《日本語→英語》入力に切り替えて打てば良いだけだから、実際は、それほど困らない。
ただ、iPhoneiPadも、Xperiaでさえ出てくるのに、BlackBerryが出てこない、というのはやっぱりちょっと釈然としない。次期バージョンのIMEでは、是非とも改善してもらいたいところだ。
このように、9900になっても心許なさの残るIMEではあるけれど、例外がある。9780の時代からずっと変わらない、いわばBB版IMEの「得意分野」が。
(以下、続く)
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*1:それどころか、安っぽいネットブックのキーボードよりも数段上。


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