餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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初の自力予約!で喜びも感動もひとしおの蔓餃苑ディナー(後篇その2)

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(承前)
蔓餃苑に行ったならば、注文は「苑主おまかせフルコース」一択。
次にいつ行けるかわからない*1のに、単品オーダーするなんて勿体なさすぎる。だから僕らは、それまでの3回も、そして今回も、フルコースでの注文を選択していた。
「おまかせ」である以上、どういう順番で何が出てくるかは決まっていないし、「おまかせ」ならではの特別メニューも含まれている。だから、僕らはひたすら次の品を待っていればいいだけなのだけれど、僕は少しだけ気になっていることがあった。
あの、ゼナキング餃子がなかなか登場しなかったからだ。


何度行っても興奮と感動がおさまらない蔓餃苑の至福(後編) - 言い捨ての小部屋

これまで僕が訪苑した3回では、全て「焼餃子」に続く2番手として登場していた。
焼餃子の味が、ゼナキングで変貌することに驚きながら、蔓餃苑に来たんだなぁという思いを噛みしめるのが常だったのだ。
しかし、今回は、5品登場してもまだ現れなかったので、ちょっとだけ気になってきた頃、あっと驚く一品がやって来た。
20120902蔓餃苑〜海鮮ゼナキング餃子

うぉぉ。海老が丸ごと。
そのインパクトにも驚いたが、パラダイス山元さんが告げられたコメントで、さらに驚いた。なんとこれはただの海老餃子ではなく、「海鮮ゼナキング餃子」だというのだ。
まさかこのような形でゼナキングが登場するとは思っていなかったが、まさにこれが「おまかせ」の醍醐味。具全体に染み渡ったゼナキングの風味が素晴らしく、僕は海老の尻尾まで存分に堪能させていただいた。
20120902蔓餃苑〜パラダイス家の野菜餃子1

海鮮に続いて、パラダイス家の野菜餃子が出てきた。
これも、通常メニューには掲載されていない、「おまかせ」ならではの品だ。この餃子を食べるのは、前回訪問に続いて2回目なのだけれど、実は具が異なっていた。
前回食べた時の画像はこれ。

色の違いがおわかりだろうか。
光の加減にも影響されているところはあるけれど、それを差し引いても、今回食べた餃子の方が、断然青みがかっている。
パラダイス山元さんに具をお聞きしたところ、「白菜、小松菜、生姜」そして、「オクラ」とのことだった。そうか、これは小松菜とオクラの青なのか。
前回の具は、「白菜とキャベツ」が1対1とのことだったので、全く異なっている。常に変貌と進化をしているのだ、蔓餃苑の餃子は。
20120902蔓餃苑〜パラダイス家の野菜餃子2

パラダイス家の餃子は、油にもこだわりがある。伊豆大島産の椿油
20120902蔓餃苑〜パラダイス家の野菜餃子3

具は変わっても、食べ方は同じ。釜揚げしらすの中に埋めて、上部に海老ラーを入れて、パクッと一口で食べる。
野菜だけで作られた餃子にシラスと海老の海鮮が絡む絶妙のハーモニー!今回は、オクラを使っているだけあって、食感も大きなポイント。
正直に告白すると、僕はネバネバ系の食べ物が苦手で、だからオクラも苦手な食材だったのだけれど、それを全く感じさせない美味しさ。やはり蔓餃苑の味は別格なのだなぁと実感した。
そして。
20120902蔓餃苑〜キーマカリー餃子

キーマカリー餃子。
何度見ても、このビジュアルには惚れ惚れする。蔓餃苑の餃子は、味はもちろんのこと、その形にまでこだわりが貫かれていて、本当に素晴らしい。
今回初訪問だった友人にも好評だった。
お腹を空かせて訪苑した筈だったのに、絶品餃子の数々に舌鼓を打っているうち、お腹が苦しくなってきた。蔓餃苑の餃子なら、どんなにお腹いっぱいでも食べられるから、僕らは嬉しさ半分で「お腹が苦しい」と言っていた。
しかし、その言葉がパラダイス山元さんの耳に届いたのか、気遣いの箸休めを持って来てくださった。感激だ。
20120902蔓餃苑〜プチトマト

瑞々しくて、とても美味しい!
野菜と果物の中間(?)とも言えるトマトを境に、蔓餃苑の宴は、デザートタイムに変わっていくこととなる。
デザートと言っても、そのメインを飾るのは、もちろん「あの」餃子だ。
(以下続く。)
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*1:熾烈な予約競争を勝ち抜く必要があるため。


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