身体の痛みがまだ治まらない。
フルマラソンのレースならば、翌日少し痛くても、2晩経てば治まっており、軽いジョグぐらいはできる。しかし、今回はまだジョグどころじゃない。まだまだこのダメージは尾を引きそうな気がする。
それほどまでに、今回の100kmランは厳しかったのだけれど、13時間という厳しい時間制限*1をクリアして完走できた喜びもひとしおだ。
ただ、途中で何度も心が折れそうになったことは事実で、そのたびごとに、さまざまなものに支えられた。多くは僕の個人的な思いによるもので、誰の役にも立たないかもしれないけれど、書き残しておくことにしたい。
まずは、今回、このレースのために買った、このアイテムから。
パッケージからもわかるように防水で、しかも防塵、耐衝撃。
レース中、手荒に扱っても良いように気楽に使えるカメラを買ったのだけれど、その選択が正しかったことを、現地に着いた瞬間に実感した。
なぜなら…
雨だったからだ。
この写真では少しわかりにくいかもしれないけれど、受付会場近くでは小雨がぱらついていた。当然BBB9900での撮影はできない。
しかし、防水仕様のDSC-TX5ならば楽勝。本当に買って良かった。
以下は、DSC-TX5で撮った写真をパラパラと…。
受付会場入口。
「サロマ湖100kmは、ドラマだ。」のコピーが印象的。走り終えてみて、その言葉を実感している。いやぁ、本当に凄いドラマだった。
会場の出店では、ホタテ焼きが人気だった。流石北海道。並んでいたし、ちょっと時間がなかったので、僕は食べなかったけれど。
なぜ時間がなかったかというと、開会式に出たかったから。
飛行機の到着時刻が遅く、開会式会場に着いたのは、式が殆ど終わり間際になってからのことだった。
会場は、まだそれなりに賑わってはいたけれど…。
料理は何も残っていなかったorz
僕はツアーでの参加なので、仕方がないとはいえ、ツアー参加だからこそ、こういったところへの配慮も含めたスケジュールを組んで欲しかったと思う。
蟹鉄砲汁。
具である筈の蟹はすっかりなくなってしまっていたけれど、出汁が利いていて美味しかった。
ホテル到着。
あっさりと書いているけれど、開会式の会場から、ホテルまでは1時間半近くもかかった。なので、ホテルに着いた頃には7時近くになっていた。
それからバタバタと夕食を食べたものの…。
朝食は、なんと深夜の1時〜2時半!
それもその筈。翌朝は、2時半過ぎには出発しなければいけないからである。いやはや何ともタイトなスケジュールだ。この時点で、僕は既に、ウルトラのハードさを実感していた。
そうは言っても、もう後戻りはできない。
夕食、温泉を済ませると、僕は、ホテルの部屋でレース準備にとりかかった。
ゼッケンをウェアにつけて、必要な荷物の装備を調えた。赤い袋が中間点のレストステーション行き。青い袋がゴール行き。
なんだかんだで時間がかかり、準備を終えたのは、夜の9時半過ぎ。3時間程度しか眠れないなぁ、辛いなぁと思いながら、僕は眠りに落ちた。(以下、続く。)
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*1:加えて80km関門10時間というのが、非常に厳しい。