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SFマガジン2012年7月号でホッとした短編

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発売日から数えてもう3週間弱。


SFマガジン2012年7月号:ハヤカワ・オンライン

あと2週間も経たないうちに次号が出てしまうけれど、紹介しないわけにはいかない。
何しろ、2009年1月号から継続して紹介している雑誌なのである。例え誰の役にもたたなくても、自分の覚書として必要。ここは僕の小部屋だ。(←開き直りw
紹介が遅れてしまったのは、BBユーザーミーティング蔓餃苑など、夢のようなイベントが重なったことが大きいが、それ以外にも理由はある。
全くその内容に追いついていけなかったからだ。
僚誌の「ミステリマガジン」は、毎号メディアとの派手なタイアップ企画があり、それほど内容がわからなくてもツッコミどころは満載*1だった。だからエントリーのネタにもしやすい。
しかし、SFマガジンは、あくまで王道を歩み続けるために、僕のような最新のSF事情に疎い*2オールドSFファンにとっては、「え?何?」と戸惑ってしまう。
「現在、米英で一大ムーブメントとなっているネオ・スチームパンク」と言われてもなぁ…。と云った感じなのだ。
正直に言って、短編が掲載されている6作家(シオドラ・ゴス、シェリー・プリースト、ティム・プラット、キャット・ランボー、ラヴィ・ティドハー、アリエット・ドボダール)は、全て初めて聞いた名前だった(汗)
だから、今号をじっくり読み込んで最新SF事情を勉強しなければなぁ…と思いつつ、ページをめくっていたら、パタと指が止まった。

おぉ、なんと、ロバート・F・ヤングの短編が掲載されているじゃないか!
オールドSFファンなら誰でも知ってる、叙情派のSF作家だ。『たんぽぽ娘』をはじめとした短編はSFファンの間であまりにも有名だが、これまでに紹介されている短編の数は少ない。だから、今号の作品は貴重だ。
僕のように、最新ムーブメントに追いつけないSFファンのため、SFマガジンなりの心遣いだと感じた。いかにもヤングらしい、素晴らしい短編で、本当にホッとした。
さぁ、メイン特集はいつから読もうかなぁ(^^;
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*1:何しろ、ミルキィホームズまでミステリとして取り込んでしまうのだから、その懐の深さは凄すぎw

*2:というか、単なる勉強不足の


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