（承前）
裏蓋の下には、当然ながらバッテリがある。
だから、バッテリに重なる部分には、ストラップが通せない。蓋が浮いてしまうからだ。溝や爪は各所にあるが、裏蓋が重なるのでこれも無理。しかし（たぶん）唯一、穴あけ候補になりそうな場所が存在している。
バッテリとBB本体の接続部分。
この「＋」「-」の表示の下が若干凹んでいる。ここにストラップを通せば、バッテリと重ならない。ということで、その部分をうまく目測しながら、蓋の方にストラップ用の穴を開けてみることにした。
穴は、錐さえあれば簡単に開いた。僕が穴を開けたのは、純正ではなく互換裏蓋だけれど、他の蓋でも簡単な筈*1だ。
ストラップを通して蓋の裏から見ると、こんな感じになっている。
蓋を装着したところ。
穴を開けた部分の見栄えは多少悪くなるが、僕的には許容範囲。それよりも、使い勝手の向上効果の方が断然上回る。
この位置にポケットリングを装着出来ると、リングに指をひっかけたまま入力できるので、片手だって楽々打てる。この安心感と快適さは何物にも代えがたい。
横から見たところ。
凹んだ部分に通したとはいえ、ストラップの厚みで、ほんの僅かだけ浮いた感じにはなってしまう*2。最初は、指を通しているうちに外れてしまうのではないか？と心配したのだけれど、杞憂だった。
蓋は、4点の突起でかっちりと固定されているため、少し浮いたぐらいではびくともしない。手荒に扱わなければ、日常的には全く問題ないように思える。僕が1週間程度利用した経験では、全く外れることはなかった*3。
「博士の愛したモバイルバッグ」に入れてみた。
BBB9900＆iPhone4のツートップ体制確立。バッグの外にポケットリングを垂らし、利用時は、リングに指をひっかけて、てのひらくるり。いやぁ、快適快適。
BB史上最高のキーボードと操作性を持つ上に、ストラップも装着できるようになった9900。いやはや素晴らしい。
今、僕はべた惚れだ。
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ストラップ装着で、劇的に使い勝手が向上した9900（後編）
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