(承前)
荻窪某所。
再訪、再々訪となる餃子仲間(羨ましすぎ!)に案内されて、僕はついにその地へ辿り着いた。
蔓餃苑。
自力ではまず探し出すことができない、いや、万が一発見できたとしても足を踏み入れることはできない、秘密の会員制餃子店。
僕は、会員資格を得ていたとはいえ、高い壁に阻まれ続け、もしかすると一生訪れることはできないかもと思っていたので、千載一遇のチャンスをいただけて、本当に嬉しい。
店名が書いてあるだけの外観を見ただけで、既に僕はワクワクしていたが、店内ではさらに凄い感動が待っていた。
うぉー。なんと店内に車。
マンボアイテムの数々。
サンタクロースのグッズたち。
コアップガラナの入った冷蔵庫。
いやはや、なんという素晴らしい世界観だろう。本当にたまらない。実を言うと、これまで蔓餃苑を訪れた方々ブログを読み漁っていたので、店内の風景は(車なども含めて)見たことがあったのだけれど、「写真で見る」のと「実際に体験する」のでは、大違い。だから本当に感動、歓喜しまくり。
店内に流れ続けるマンボミュージックにも酔いしれ、僕は既にこの時点で陶酔の境地だった。
そして。
店の奥の厨房では、「あの」パラダイス山元さんが、僕らの為に餃子を包んでくださっていた。弥が上にも胸が高まる。
夢にまで見た、憧れのメニュー。
僕らは、もちろん満場一致でフルコースを注文。蔓餃苑訪店はプラチナチケット。この機会を逃したら、次にいつ来られるかわからない。フルコース以外の選択肢なんてあり得ないと思う。
今日のレートは、1マンボ0.995円。
僕は初蔓餃苑なので、マンボ高なのかマンボ安なのかわからなかったけれど、値段なんて関係ない。ただ、この餃子を味わえるだけで幸せだと思う。
さぁ、いよいよ暴飲暴食*1の始まりだ。(以下、続く。)
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何もかもが夢のようだった蔓餃苑の餃子フルコース(中編)
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