振り返るには、まだ早い。
東日本大震災は１１日で発生から１年になる。死者・行方不明者は１万９千人に上り、仮設住宅などで避難生活を強いられている人も３４万人を超える。東京電力福島第一原発事故があった福島県では、県外に避難した６万３千人が、見えない帰郷の日を今も待ち続ける。
朝日新聞デジタル：東日本大震災１年 家族離ればなれ３割、仕事ない４割 - 社会
空前の「天災」である東日本大震災。そして、それに誘発されて生じた未曾有の「人災」である原発事故。
あの日を境に、日本という国は大きく変わってしまった。大震災の復興は道半ばだし、原発に至っては未だに何一つ解決していない。1年経った今でも、余震と放射能に怯える毎日。まさに、現在進行形の悪夢が続いている。
14時46分。
黙祷。追悼式の中継で、陛下のお言葉を聞いたら泣けてきた。昨日のことのように、あの悲劇が甦ってくる。被災地で、亡くなられた方々に追悼の思いをこめ、復興を願いつつ、この日を永遠に忘れない日にしたい。
記念日だから振り返るんじゃなく、いつまでも忘れないこと。それが一番大事だと思うから。
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