未明の揺れで目が覚めた。
起きてすぐTwitterのタイムラインを眺めてみると、いつもの未明よりもやたら賑わっている。皆、地震で起こされたのかと思ったら、そうではなかった。
この端末の発表で揺れていたのだ。
「新しいiPad」という名の、iPad登場。
噂されていた「iPad 3」や「iPad HD」というネーミングではなく、ただ、「新しい」iPad。これはちょっと想定外だった。
「新しい」というのは単に冠詞であって、正式名称ではないだろうと思うのだけれど、こういった表記を見ると、ちょっと混乱してしまう。
iPod touchなどと同様に、端末名は固定して、「第×世代」的な位置づけで区別していくということなのかもしれないけれど、iPad の場合は、なまじ「iPad 2」があるだけに話がややこしい。
「iPad 2」よりも次世代の端末であることを表現しなければならず、かつ、初代とも区別しなければいけないため、苦肉の策として、「新しい」iPadという呼称を採用したのだろうと邪推した。
ただなぁ…。と僕は思うのだ。こうなると、「次の」iPadは、いったいどう呼ばれるのだろう。「もっと新しいiPad」か?w
と。ネーミングのことばかり書いてしまったが、端末そのものは勿論魅力的だ。
- Retina ディスプレイ搭載。解像度は2048x1536。なんとiPad 2の4倍!
- 彩度40%向上
- A5Xプロセッサ
- 5メガピクセルのカメラ、動画撮影は1080p対応
- 音声入力「SiRi(シリ)」搭載
- 4G LTE対応*1
いやはや凄い。これだけの性能アップにも関わらず、iPadの肝とも言える持久力は健在。安心の10時間動作だ。
厚みや重量がiPad 2より若干増しているのは気になるけれど、これだけの性能アップならば納得。少なくとも初代ユーザー(僕のことだ^^;)ならば、断然の買いだと思う。
3月16日発売。日本でも同時発売というのが嬉しい。
去年のiPad 2の時は、3月3日の発表時に、日本では3月25日発売*2と予告されながら、東日本大震災の影響で、発売が遅れに遅れ、4月28日になってしまったことを思い出す。
あれから1年…。今回の「新しいiPad」は、無事に発売されることを願うばかりだ。
Tweet