餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「市松模様デザイン」という点だけで考える初代とC01の落差

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INFOBARの顔と言えば、何と言っても「NISHIKIGOI」
確かに、錦鯉を彷彿させる斬新な配色で、初代以降、全てのモデルで採用されている。ただ、あまりにも配色が艶やかすぎて、僕のようなオッサンが持つには少し恥ずかしい。
もしもINFOBARがNISHIKIGOIカラーしかなかったら、僕は心惹かれつつも、惚れ込むことはなかった筈だ。
僕の脳天を直撃したデザインは、これだった。

「ICHIMATSU」。
白と黒。まさにモノトーンの美。ソリッドで渋くて格好いい。ひと目で痺れ、それまで使っていたdocomoの端末を解約してまでauに乗り換えた*1
鮮烈で女性的なNISHIKIGOIがあるからこそ、ICHIMATSUの男らしさが映える。そう思っていた。当時は、NISHIKIGOIと並ぶ、INFOBARの顔だったことは間違いない。
しかし、INFOBAR2でもINFOBAR A1でも、シリーズの顔として君臨したNISHIKIGOIに対し、ICHIMATSUは姿を消してしまう。僕はそれを残念と思い続けてきたが、よくよく考えれば仕方がない気がしている。
それは、「ICHIMATSU」が、「市松模様」のICHIMATSUだからだ。

初代のICHIMATSUは、縦から見ても横から見ても、完璧な市松模様だった。誰にも文句は言わせない。
だから、流線型になってしまったINFOBAR2のデザインには、少し合わない気がしたし、ボタンが3つしかなくなってしまったINFOBAR A1で、「市松模様」を名乗るには無理がある。仕方のない撤退だったのだ。
だから今回、満を持してINFOBAR C01で復活したその配色に、僕は喝采した。あの「ICHIMATSU」が、最新の仕様で甦った。喜ばずにいられるものか。
ただ、発表後数日経って、ちょっと冷静に考えてみると、完全無欠の市松模様だった初代に比べて、C01のデザインは、ちょっとだけ引っかかる。

縦の幅が狭いことだ。
Wikipediaでの解説によれば、長方形でも市松模様と呼ぶらしいし、そもそも初代からの流れがあるから、間違いなくこれは「ICHIMATSU」なのだけれど、もしも初代がなかったら、どうだったろう。斬新な市松模様イメージと感じただろうか。ちょっと心がぐらついてきた。
初代において「市松模様キーボード」は、間違いなくINFOBARの看板だったが、C01においては、INFOBARブランドを名乗るための添え物になってしまったような気もする。
もちろん、たとえ焼き直しであっても、凡百のデザインに比べて抜きんでていることは間違いない。初代と完全に同じデザインでAndroid OSを載せるのは、画面サイズや解像度的に無理があるので、ある程度のリニュアルはやむを得ないとも思う。
だからこれは納得するしかないのだけれど…うーん。
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*1:当時は、MNPが存在していなかった。


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