餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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あぁ、立川談志…。

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言葉、がない。
食道がん、糖尿病、そして喉頭がん。恐ろしい病気の数々で、この10年以上苦しみ続けていたのは知っていた。しかし、時々元気な姿を見せてくれていたし、談志なら克服してくれると思っていた。不屈の談志が癌ごときで死ぬわけないと信じていた。願っていた。
しかし…。

独自の理論と型破りな芸風で古典落語に新風を吹き込んだ落語家の立川談志(たてかわ・だんし、本名松岡克由〈まつおか・かつよし〉)さんが21日、喉頭(こうとう)がんのため東京都内の病院で死去した。75歳だった。
asahi.com(朝日新聞社):落語家の立川談志さん死去 75歳 - おくやみ・訃報

今年は本当に哀しい年だ。
Twitterでも嘆きまくったので、繰り返しになってしまうのだけれど、それでも嘆かずにはいられない。
僕のSF体験を話す時、小松左京抜きで話すことはできないし、落語体験を話す時、立川談志抜きで話すことはできない。僕にとって、それほど大きな存在を、まさか続けて失ってしまうなんて。
僕にとって、談志の思い出は、学生時代に遡る。
僕が落語研究会に所属していた当時、部員の人気を二分したのが、古今亭志ん朝立川談志だった。部員全員で落語会を見に行くことはよくあったけれど、この2人のチケットはなかなかとれなかった。しかし、そんな中、生で見た記憶、感動は今でも忘れない。
志ん朝が亡くなったのは、2001年10月。死因は肝臓がんだった。そして10年後、今度は談志を失ってしまった。喉頭がんで。
がんという病気の恐さを心から恨むばかりだ。あぁ。
合掌。
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