餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

とてつもなく面白いリピートサスペンス「ミッション:8ミニッツ」

スポンサーリンク

先週末に鑑賞。

予告編を見たときから痺れて、公開されたら絶対見に行こうと思っていた映画だった。
こんな思いは久しぶりだ。それほどまでに、僕の感性にビビっときた。映画を見終わった後も、その思いは微塵も裏切られることなく、むしろ、期待以上だった喜びに浸っている。僕的には、今年ベストワン。
と…これで終わらせてもいいのだけれど、以下ネタばれに十分気をつけて蛇足をつらつらと(^^;
ストーリーは、実に単純だ。
「爆発する列車内にいた乗客の、死の〈8分前〉の意識に潜入して列車爆発犯をつきとめる。」という、驚愕のミッション。
これだけならば、8分間で映画が終わってしまう。しかし、この映画はそうはならない。なぜなら、その8分間を延々と繰り返すからだ。
最初のうちは、何が何だかよくわからない展開で始まるのだけれど、ひとたびリピートが始まると、もはや僕は映画に釘付けだった。
同じ列車内の8分間を繰り返すだけなのに、主人公の動きひとつで、展開が次々変わっていく。そして、主人公をとりまく環境にも謎が含まれており、その謎が後半…。
いやはや、これ以上は何を書いてもネタバレになりそうなので、書けない。
とにかく、少しでもこの映画に興味を持った「SF好き」「サスペンス好き」の映画ファンならば、間違いなく楽しめると思う。
最初のうちは、「あり得ない」と思う展開かもしれないけれど、リピート劇を見続けるうちに、そんなことはすっかり忘れて、のめり込んでしまうに違いない。
ひとつだけ気になる点を言えば、この映画の告知展開。あまりにもラストにこだわった宣伝文句になっていることだ。確かにラストも驚くけれど、それだけにフォーカスすると、「そうかなぁ」と思う人もいそうで心配だ。それではこの映画の本当の魅力を見失う。
この映画が本当に面白いのは、全体のストーリーテリングであって、決して結末の衝撃だけに頼った映画ではないと思うからだ。
とにかく無心で見て、楽しんで欲しい。超おすすめ。


ミッション:8ミニッツ
Twitter Button from twitbuttons.com


マラソン・ジョギングランキングへ