餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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CG満載、という事実を受け容れ難いほど痺れた「猿の惑星 創世記」の迫真

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先週末に鑑賞。

洋画のロードショーを見たのは、5月に見たブラック・スワン」以来、約5ヶ月ぶり。
年始の抱負で、「映画館で、毎週1本映画を見る」などとぶち上げていたのに、何たるていたらく。最近、休日の娯楽はランニング三昧なので、映画からは遠ざかってしまっていたというのが理由だ。しかし、この映画はなんとしても見たかった。
いやぁ、本当に見て良かった。これは大傑作だ。
猿の惑星」シリーズは、第1作目で痺れまくり、続編もひと通り見た*1が、もう、遙か昔のことなので、第1作目しか(それもあの衝撃的なラストの印象しか)ほぼ記憶にない。しかし、それでもこの作品は十分に楽しめる。
ポスターに謳われた看板文句に偽りはなく、まさにこれは「人類への警鐘」であり、「猿の惑星第1作の起源に迫った」衝撃的な作品だ。
何が凄いといって、これだけ猿が主役の作品でありながら、ただの1匹も実在の猿を使っていないということに驚いた。
まさに凄まじいCG技術ではないか。
最近はどんな映画にもCGが使われているから、今更それに驚くことはないと思っていたのだけれど、今回は、そのあまりの自然さに息を呑んだ。猿たちの繰り広げる演技が、あまりにリアルすぎたからだ。
主人公の猿、シーザーについては、最終的にはCG処理されているとはいえ、名優アンディ・サーキスが「演じて」いるので、演技が凄いのはある程度納得できる。ただ、それに率いられる一般猿たちは、まさに本物の猿としか思えず、CGであることを忘れた僕は、その凄さに唸った。
クライマックスとなるゴールデンゲート・ブリッジ決戦では、猿たちの動きがあまりにも圧巻で、どうやったらここまで訓練することができるのだろうか、と一瞬誤解してしまったほどだった。
エンドロール。
「考え落ち」であっけなく終了したと思わせておいて、ちょっとした仕掛けがある。見事。
映画館を出てからも、僕はその余韻に浸っていた。この展開ならば、続編はきっと出るだろう。そしてそれも絶対に見に行くつもりだ。
超オススメ。


予告編は非常に良くできているけれど、ちょっとネタバレしすぎな気がするので、映画を無心で楽しみたい人は、これを見ないで即映画館がお薦め(^^;

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*1:リメイク版は未視聴。


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