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筒井康隆作品だけに感じる特別な思い

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店頭で、胸が躍った。


小説新潮10月号別冊「Story Power」2011 Autumn Special Issue|新潮社
文藝春秋|雑誌|文學界_111001

新潮社、そして、文藝春秋
出版大手2社が刊行する文芸雑誌の新刊。その表紙クレジットに、他ならぬ筒井さんの名前があったからだ。しかも、小説としてはトップの扱いで。これが喜ばずにいられようか。
子供の頃から、ずっと、「筒井康隆」という名前を雑誌の表紙で見かけるたびに胸がときめいて、そして購入してきた。今回ももちろん即購入。
これまでに何度も書いているけれど、僕にとって、筒井康隆先生は特別であり、その名前を見るだけで敬服してしまう別格の存在なのだ。一時期、新作短編はもう書かないという噂も流れていたので、ここに来て、一気に2作も、ほぼ同時に登場したのは嬉しすぎる。
筒井さんの日記である「笑犬楼大通り 偽文士日碌」によれば、「教授の戦利品」という作品も脱稿*1しているし、こちらの情報によれば、「あの」ビアンカ・オーバースタディ第4話も校了となっているらしい。
そのタイトルは、なんと『愉しきスペルマ』。前3話までの流れから考えても、さらに凄い展開になりそうで、非常に楽しみだ。
これだけの作品を発表(準備)しながら、かつ新作長編である「聖痕」も、着々と書き進められているようだから、その創作意欲は素晴らしすぎる。あらためて、ツツイストであることの至福を感じずにはいられない。
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*1:「群像」誌に渡されるらしい。


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