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Gmailの迷惑メール排除処理が生み出す新たな「迷惑」

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愕然とした。
昨晩、ふと思いたってGmailの迷惑メールフォルダを見てみると、Twitterからのお知らせで溢れていたからだ。
最近僕は、Twitterはじめ各種Webサービスからのお知らせを、専用に作ったGmailアカウントに集中させるようにした。こういったお知らせは、結構頻繁に来るし、登録や解除も頻繁に行うので、集中させた方が管理しやすい。
Twitterでは、自分のフォロワーからリプライやRTをもらうとメールで教えてくれるので、便利だった。しかし、数日前からそれが滅多に届かなくなり、おかしいと感じていた。
ただ、Twitterは基本的に「ゆるーい」繋がりが売り物で、サービス面での不安定さや不可解な点も「それがTwitterの緩さ」だと納得する癖がついていた。メールでのお知らせ基準についても、緩い基準で知らせてくるのかと勝手に解釈していたのだ。
ところが、実態は全く違っていた。
迷惑メールのフォルダに、僕にとって「迷惑」と思えるようなメールはただの1通もなかった。新しいアカウントだからかもしれないが、アダルト誘導のスパムメールなどは見つからず、フォルダにはただただTwitterからのお知らせが並んでいた。Googleにとって、Twitterの存在が迷惑になったんじゃないかと邪推してしまうほど。
こういうことをされると、安心してGmailを使うことなんてできない。僕にとっては、Gmailの振り分け処理だけが、ただ迷惑なだけだった。
迷惑メールの処理を解除し、受信メールに戻した途端、BBのメールフォルダに「新規」として、それらのお知らせメールが大量に流れてきた。BlackBerry端末でのGmail受信では、そもそも迷惑メールの存在を意識せずに使っているので、気づくのが遅れてしまった。痛恨だ。
慌てて、メインで使っているGmailアカウントの迷惑フォルダを確認してみると、こちらも驚愕だった。大半はスパムメールであったが、その中に混じって、Amazonからのメールや、同僚からの連絡メールなども混じっていたからだ。
これらのアカウントからのメールは、99%以上は正常受信できているのだけれど、たとえ1%でも迷惑メールとして処理されると(普段が受信できているだけに)却って不便だし、そもそもなぜ一部だけ迷惑メール処理されてしまうのか理解に苦しむ。
迷惑メールはあくまでGoogle側の基準であって、信用できないと思うならば、自己防衛するしかない。正当なメールが迷惑メール処理されるのを防ぐためには、連絡先リストに登録する方法をとれば良いと、Gmailのヘルプには書いてある。
しかしこれにも、こういった例外がある。[宛先] 欄と [差出人] 欄に同じアドレスが入力されている場合は連絡先に入れてもNGになってしまうとのことだが、Webサービスからのメールなどは、大量一括送信ゆえにこういったケースがままあるのだ。
これにも対策はあるようだけれど、「勝手に迷惑メールを排除してくれるから楽」というのがGmailの売りなのに、「誤処理の迷惑メール解除に手間がかかりすぎる」というのは本末転倒だ。
Gmailはあくまで原則無料*1のサービスだから、文句を言うのは筋違いなのだろう。僕も基本的には満足して使っているし、正直、Gmailが使えなくなると困る。
ただ、迷惑メールの基準などを、Google側が「恣意的に」変更できる以上、依存しすぎてしまうのは危険だなぁ…と思いつつある。
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*1:一定容量を超えてメールを保存したければ有料になる。


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