ついに来た！
BlackBerry - Bold Touch Phone - New BlackBerry Bold Touch Screen Phones
RIMのWebサイトで紹介されたその格好良さに、僕は興奮を抑えきれなかった。
9000から始まったBlackBerry Boldの歴史が、遂にここまで辿り着いたかという印象。9900という型番*1はダテじゃない。その数字は、進化の証だ。
9900筐体における縦横の長さは、9000とほぼ変わらない。
しかし、その液晶は大きく異なる。9000の液晶サイズは2.6インチであったが、9900は2.8インチに拡大。液晶周りの「縁」がなくなり、スマートになっているのだ。
加えて解像度が段違い。9000はHVGA(480×320ドット）だったのに対して、9900はVGA（640×480ドット）なので、倍増。快適さは圧倒的に異なる筈だ。
さらに、その薄さが素晴らしい。
なんと10.5mmしかないのだ。15mmあったBB9000より4.5mmも薄くなった（！）ばかりではなく、他のどんなBlackBerryスマートフォンよりも薄い。
9900の場合、超快適な物理Qwertyキー*2を搭載しながら、この薄さを実現したところに意味がある。単に液晶が薄いだけのタッチパネルオンリー端末とは訳が違うのだ。
縦横サイズが9000と同じでも、これだけ薄さが違うと、手に持った時の感覚は断然異なる筈で、これならば片手でも使いこなせそうな気がする。「9000は大きくてちょっと…（だから9700系の方がいい）」と思っていた人にとっても、十分選択肢になると思う。
背面も実に素敵だ。
BlackBerry Boldの最上位モデルとなるだけあって、スペックは申し分ない。
最新のBlackBerry 7 OSを搭載、CPUはSnapDragon、クロック周波数は1.2GHz、768MB RAMものメモリ*3。いやはや最強だ。
BlackBerry 7 OSにおいては、ウェブページの読み込み速度がOS 6の1.6倍高速になる*4というのも魅力的だ。ウェブブラウジング面は、BlackBerryの数少ない泣き所だから、期待せずにはいられない。
Boldシリーズ初のタッチスクリーン搭載も目玉のひとつ。個人的には「前面QwertyタイプのBBにタッチスクリーンは要らない」と思っているので、あまり魅力を感じないのだけれど、使ってみたら、便利な場面があるかもしれない。簡単にタッチ機能のオンオフができればベスト。
いずれにしても、購入は決定。
それは以前から心に決めていたのだけれど、いざ、こうやってRIMのページに紹介されると、いてもたってもいられなくなってきた。日本でもきっと発売されるだろうけれど、いつものパターンからすると、どう考えても来年になりそうで、とてもそこまでは待てないw
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*1:9930は、対応するネットワークが9000と異なるだけで、本体は同一。
*2:まだ実際に触れてはいないが、BlackBerry Boldを名乗る以上、快適なのは間違いない。
*3:BB9000のメモリ量は128MBだったので、隔世の感がある。
*4:今年5月のBlackBerry World 2011で発表。レンダリングエンジンのWebkitを最適化したことにより実現したとのこと。
