餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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直球すぎるタイトルだけれど、読めば納得の「餃子本」

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先月末に発売されていたようだ。

不覚にも見逃していたのは、その地味なタイトルにも起因する。
書店の棚で見かけた時は、もう少しタイトルを捻れないのかなぁと思った。餃子のムックで「餃子本」というのではストレート過ぎると思ったからだ。派手なタイトルが躍るムックコーナーの棚に並ぶと、ちょっと埋もれる。僕は、危うく見過ごしそうになった。
ただ、手に取って眺めてみると、意外と侮れない本であることがわかった。
オールカラー128ページ。掲載されている店は、各種特集合わせて100軒にも満たないが、その内容は充実していた。

餃子データとして、「皮の厚み」「焼き加減」「肉感」「野菜感」「汁感」を評価している他、店舗における餃子のラインナップや調味料へのこだわり、定番餃子徹底解剖(断面図)、さらには実物大の餃子写真も掲載されている。記事もしっかりしており、非常に充実した内容だ。
ちなみに、上記の紹介ページは僕が東京一だと思っている「龍門」。ラインナップも何も、焼餃子しかないシンプルな店だけれど、メチャメチャ美味しい。近々また食べに行く予定だ。

餃子の人気2大エリアとして、「宇都宮」と「浜松」の比較特集。
厳選5店舗の記事に加えて、食べ歩きマップが載っていたのも便利だった。僕はまだ浜松の餃子を食べ歩いたことがないので、これを読んで出かけたくなった。
個人的には、「宇都宮」「浜松」と並ぶ餃子タウンの「蒲田」も掲載して欲しかったところ。ただ、このムック全体として、蒲田駅界隈の餃子店は、なぜか全く掲載されていない*1。編集者側の意図はわからないけれど、何となくあえて外したような気がする。

店舗の紹介だけでなく、餃子レシピも充実していた。堂々20ページの大特集。調味料や、酢&醤油、ラー油、餃子皮のカタログまであって至れり尽くせり。久々に餃子を作りたくなってしまった。
餃子作りが面倒な人の為に(?)お取り寄せ餃子もしっかり特集されており、実に抜かりがない。タイトルは地味だけれど、中身は想像以上に素晴らしい本だった。
お薦め。
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*1:前述「龍門」は大鳥居なので蒲田にはほど近いけれど、蒲田駅周辺の餃子店とは一線を画する。


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