餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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アナログ終了…デジアナ変換w

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世紀の瞬間、になる筈だった。
今日の正午。アナログ電波が止まる瞬間。Twitterのタイムライン(TL)でも、誰もが固唾を呑んでその瞬間を待ち侘びていたように思える。
その時間は、廃棄予定のブラウン管TV前に集まって「あえて」アナログ放送を見ていた家庭も多かったようだ。もちろん、きっちりと停波になったテレビもあるけれど、ブラウン管TVでありながら、正午を過ぎても全く変わらなかったという報告も多数出ていた。あちこちで、世紀の瞬間が見られなかったとの溜息が聞こえた。
いや、アナログが停波になったことは間違いない。アナログ停波後でもTVが見られたのには理由がある。こんな裏技が仕掛けられていたのだ。


ケーブルテレビのJCN|デジアナ変換サービスのお知らせ

実を言うと、僕はこの事実を前から知っていた。アナログ放送の上下に表示される黒帯に、「デジアナ変換」と出るようになったのが気になって、調べたことがあったからだ。だから、我が家はアナログ停波が近づいてきても慌てなかった。売り手市場の今デジタルテレビを買うのはむしろ損。ゆったり値が下がってきてからでも十分だと。
僕の家では、JCN契約をしているわけではなかったが、住んでいるマンション全体のアンテナが切替になったため、この恩恵も一緒に受けることができた。同じような世帯は多いのではなかろうか。
「デジアナ変換」という文字は、ずっと以前から出ていたのだから、僕に限らず、アナログ停波前からこの事実に気がついている人は多かっただろう。しかし、今日TLなどで見たような驚愕を見ると、意外とその事実を知らなかった人も多かったように思える。
アナログ放送終了祭りになる筈だった世紀の瞬間は、デジアナ変換が生んだ驚愕の声にかき消された。その衝撃が大いに薄らいでしまったのは、何だか少し残念だ。
JCNも野暮なことをするよなぁ。(←それで自分は助かってるくせにw
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