餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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サムライCMに感じる違和感…あまりに不憫な9780

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絶句。
いったい何なんだこのCMは。YouTube動画も文末に載せておくけれど、消されてしまうかもしれないので、文章で書き起こしておこう。

私たちは知っている。
この国にはまだサムライがいることを。
自分の仕事に誇りを持ち、新たな時代を切り開いていくサムライが。
仕事を愛する、サムライたちへ。
その手に、BlackBerry。

ツッコミどころは山ほどある。
そもそもなぜサムライなんだ。純国産のスマートフォンによるCMならまだしも、BlackBerryとサムライは違和感ありまくりだ。違和感によるインパクトを狙った戦略なのかもしれないが、とても成功しているとは言い難い。
BlackBerryの特徴や利便性などは何ひとつわからないばかりか、9780のCMであることも、最後まで見ないと理解できない。酷すぎる。
あえて商品の本質を伝えず、イメージだけを伝えるCM手法ということなのだろうけれど、こういった手法が成功するのは、その商品の本質が既に広く認知されている場合、あるいは他の方法で簡単に認知することができる場合に限ると思う。
BlackBerryの場合、日本で得られる情報はまだまだ少ない。そんな状況下でこのCMを垂れ流されるのはあんまりだ。
全世界的には、ごく一般的に、日常的に使われているBlackBerry。しかし、日本ではそれが、「自分の仕事に誇りを持ち」「仕事を愛する」サムライ専用の端末に成り下がる不思議。こんなイメージを植え付けられてしまったら、ますますビジネス用途以外では普及しない端末になってしまうではないか。
あぁ、9780があまりに不憫だ。



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(注)動画タイトルである「いいなCM」はアップロード者がつけたものであって、僕自身はちっとも「いいな」と思っていない。僕が名付けるなら「ダメなCM」だ。


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