餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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モバイル装備と計画の甘さを悔いた旅(前編)

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1泊2日の旅に用意したのは、3機だった。
BlackBerry Bold 9700、iPhone 4、そしてiPad。本当はDell Streakやmini Proも持って行きたかったが、旅の行程における利用用途を考えると、前述3台で代替が効くため、断念した。荷物は少しでも軽い方がいいからだ。
メールやTwitterなど、コミュニケーション系は、BB9700があれば文句なし。Webや地図、時刻表などの調査系についてはiPhone 4で万全。長文のテキストやブログ更新、旅館での寝モバなど、ゆったり系はiPadを使って過ごそうと思っていた。
今回の旅のメインはあくまでマラソン。だから、モバイル装備は必要最低限*1で十分。ということで深く考慮も確認もせずに、この3台を装備して旅に出発した。
これが、大失敗の始まりだった。
何より最大の失敗は、バッテリ周りだった。充電機器を忘れてしまったのだ。行きの電車の中で、僕はそれに気がついて愕然とした。荷物の軽さにこだわるあまり、旅行に際して最も重要なアイテムを忘れてしまった。痛恨。
皮肉なことに、ケーブルだけは沢山持っていた。博士の愛したモバイルバッグに常時入っているので、これは問題なかった。あらゆる端子に接続できるタイプが揃っていた。しかし、どんなにケーブルの種類があっても、そこに電気を送り込むものがなければ話にならない。
これまでの旅では、モバクルツイン for スマートフォン というものを必ず持って行っていたので、旅館やホテルのコンセントで充電し、それで何の問題もなかった。しかし、今回はそれを忘れてしまった。おまけに、いつもなら鞄の中に詰め込んでおく筈の外部バッテリも忘れてしまった。八方塞がりだ。どうしようもない。
旅先が市街地であれば、充電グッズ入手に奔走するところだったが、温泉地である洞爺湖では見つかる筈もなく、僕はできるだけ「バッテリを延命」させることに勢力を注いだ。
iPadについては、とにかくバッテリが保つし、出発前はフル充電状態だったので何の心配もしていなかった。BB9700の場合は、代替バッテリを2つ持って来ていた。最近全体的にヘタってきているのだけれど、それでも、3つあれば十分だと思った。問題はiPhone 4。ただ、これも頻繁に電源を切ったり、照度を落としたりすれば何とか凌げると思った。
しかし、僕は甘かった。
BB9700は、バッテリのヘタりが想像以上に進んでいたのか、Twitterのしすぎが原因なのか、新千歳空港に降り立った時点で、もう1個目の寿命が尽きていた。僕は9700のバッテリを4個持っているが、9000時代からの流用に伴い、1年以上使っているものが2つもあったから、それに引っかかったのかもしれない。そう思った。
しかし、何と2つめも、初日の夜、寝る前には厳しい状況になっていた。これも古いタイプだったのか。僕は焦りながら、その夜はBBの電源を落とし、翌朝、最後の3つめに切り替えた。Twitterの自動TL取得時間も大きく延ばし、照度も下げ、最大限バッテリを消費しないようにつとめた。こうなると、残り1個のバッテリを持ってこられなかったことを大きく悔やんだ。しかし、今更悔やんでも仕方ない。僕はできるだけ最後のバッテリの延命に尽力した。
iPhone 4はどうか。
こちらは、前日までは余裕だった。照度を落としたり、機内電源オフの特殊効果?があって、マラソン前日の夜時点で80%超のバッテリが残っていた。いくらなんでもこれだけあれば問題ないだろう。そう思っていた。しかし、これが大きな罠だった。(以下、続くw)

*1:3台もあって「最低限」というのはどうなのか。というツッコミが入りそうだけれどw


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