餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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「働き方」とか「世界」とか云わずに売ってみて欲しいBlackBerry

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5/3エントリーのコメント欄で、BB9780のパンフ画像が流出していることを教えていただいた。


物欲.ネット » BlackBerry Bold9780 パンフレット画像

早速見に行ってみて、愕然呆然。
今回docomo版の9780が発売になることは、各種リーク情報から明らかだったので、今更驚くには当たらないと思っていたのだけれど、パンフレットの表紙を見た途端に、いきなり引いてしまった。
【働き方に自信を、生き方に自由を 世界を切り拓くプレミアムモバイル】
一体何なんだ、このキャッチコピーは。docomoの脳内で、BBユーザーのイメージが曲解されているのは、今に始まったことではないけれど、いつまでこんな愚を続けるつもりなのだろう。
BlackBerryがビジネスマンに向いた端末であることは否定しないが、決してビジネスマン「専用」の端末ではない。iPhoneやAndroidのタッチ系端末とは真逆の方向性を持つBBは、真逆だからこそ、大きな可能性がある。例えば利用用途がメール中心で、「物理キーがなければイヤ」という層は絶対に存在する筈だから。
最近のAndroid端末では、物理キーのついたものも出てきているけれど、同じ物理キー土俵なら、BlackBerryの使い勝手は群を抜く。単に「Qwertyキーがついている」だけではないのだ。豊富かつ絶妙なショートカットを装備し、画面タッチなどしなくても、キーボードだけで全ての操作が完結する。
これは、誰にとっても便利で、決してビジネス専用の機能なんかじゃない。だからこそ、「ビジネスマン専用、他お断り」みたいなプロモーションをされると、実に勿体ない。BlackBerryのポテンシャルが泣く。
パンフレット全体の内容としては悪くないし、9780の魅力をふんだんに伝えているとは思うけれど、表紙がいきなりこれでは、まず手にとってもらえない。きっと他のプロモーションでも「この線」でアピールされるのだろうから、僕はそれが本当に残念だ。
BlackBerryのコミュニケーション性能を生かした料金プランがない現状を考えると、万人にお薦めできない端末であるのは確かだし、だからこそこういったニッチマーケティングになってしまうのかもしれないが、いい加減、逆転の発想をしてみることができないだろうか。
BB向きの料金プラン(例えばメール、SNS限定の格安プランなど)、カラバリなどを用意して、2台目需要を踏まえて廉価で端末を頒布…とか。
もしそれができるなら、NYの街角並みにBBを見かけるようになると思うんだけれどなぁ…。


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