餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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満身創痍の森林公園

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僕の3連休は、森林公園で幕を開けた。
雪予報であったために、開催が危ぶまれたのだけれど、当日朝、公式ページで「予定通り開催します。積雪もありません」との発表があり、とりあえず第一関門突破。
先週半ばから、中止になったらショックだなぁと思い続けていた*1ので、これは本当に嬉しかった。ただ、朝から雪は降り始めており、森林公園駅に着いた時にはかなりの本格的な雪に。そして、凍えるような寒さ。一瞬、参加を後悔したほど。しかし、もう後戻りできない。

駅からバスに乗って10分程度で森林公園着。
「さぁ、着いた」と思いきや、実はそうではなく、ここからマラソン会場まで、なんと20分!も歩かなければいけなかった。あらためて、森林公園の広さに驚愕。歩いているうちにも、寒さは身体に染み渡り、雪も強くなってきた。会場到着後も、雪は延々と降り続き、フィニッシュ地点あたりの丘陵は、レースを迎える頃、真っ白になっていた。

森林公園の駅には、ハーフマラソン開始2時間前ぐらいに到着。2時間あれば余裕だと思っていたのだけれど、いやはや全く時間がなかった。
入口から会場まで20分というのが計算外*2だったし、更衣室テントは芋洗い状態(そればかりか、あんな大雪だったのに、敷物もない!皆、立ったまま着替えていた。)で、とても使い物にならなかった。
ということで、外で着替えることにしたのだけれど、雪を凌げる場所が全くない。山に登って、とりあえず木の下を確保したものの、泥はつくし、雪は降り込むし、とにかく寒い。最悪だった。
何とか着替えを終えても、荷物預かりまでの場所が遠かったり、トイレが大渋滞していたり、ということで、かなり手間取り、結局スタート10分前に到着。

ただ、スタートライン周辺はそれほど混雑していなかった。参加者がそれほど多くないのかもしれないが、雪で参加を取りやめた人もかなりいたのではなかろうか。レース開始の号砲から、1分も掛からずにスタートラインを通過。
レースは、芝コースからのスタート。すぐに終わるかと思いきや、なんと900メートル近くも芝の上を走った。やっとアスファルトに変わったかとほっとしたのも束の間、今度は強烈な上り坂が待っていた。しかし、これは過酷なコースの序章に過ぎなかったのだ。
いやはや、本当にきついコースだった。平坦なところを長い間走った記憶が殆どない。アップダウンの連続。上り坂がきついのは言うまでも無く、下りも、天気が天気だけにスリップしそうで怖かった。途中、未舗装のコースもたびたび出現。なんとなくクロスカントリーチックでもあった。
振り返って見ると、変化があって面白いコースだったことも事実。1周は約10kmで、同一コースを2周するのだけれど、飽きない。もし、天気がよかったなら、きっと清々しい気持ちになった筈だ。
しかし、途中からみぞれ交じりになった天候と、猛烈な寒さの中では、風景を楽しむ余裕などない。ただただストイックに走り続け、満身創痍の状態でゴールイン。

タイムは1時間50分45秒。
初ハーフだった富士マラソンフェスタの記録(1時間53分03秒)を約2分縮めた。個人的には、キロ5分ペースの1時間45分が目標だったのだけれど、結果はキロ5分20秒ペースになってしまった。痛恨。
キロ当たり20秒のロスは、荒天のせいだと思いたいが、今後のマラソンレースだって天気に恵まれないこともあるだろう。そう考えるとあまり言い訳にはならない。ただ、こんな過酷なレースもそうそうないだろうから、良い経験にはなったと思う。

レース後に振る舞われた熊谷うどん。ちょっと冷めていたけれど、凍えた身体に染み渡った。うどんの味もさることながら、大ぶりのネギが美味だった。

参加賞のスポーツタオル。
参加費の安い(2,600円)大会なので、仕方がないとは思うけれど、マラソン用に作られたタオルではなく、森林公園ブランドのタオルだったところが、ちょっと残念。


ランニングの盟友、GARMIN Forerunner 410が記録してくれたコース写真と高度グラフ。
コース自体は、起伏に富んで変化もあり、結構面白かったので、来年も申込みはしたいと思う。晴れた清々しい天気の中で駆け抜けられたら、きっと猛烈に気持ちがいいのではないかと確信している。
ただ、来年も今年と同じような天候だったら、参加を見送る可能性もある。精神鍛錬にはいいかもしれないが、身体を壊してしまったら何にもならないからだ。
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*1:単に思っていただけではなく、Twitterで愚痴りまくってもいたw

*2:案内葉書には明記されていたのだが、見落としていた。


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