餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や将棋の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

スポンサーリンク

あらためて惚れ惚れする「元素図鑑」の完成度

スポンサーリンク

久しぶりにiPadを取り出してみた。
最近は、本当に使う機会が減ってしまっていて、今回も1ヶ月ぶりぐらいにサスペンドから復帰させたような気がする。しかし、例によって例の如く、抜群の待機力。未だ93%もバッテリーが残っているのには驚いた。
今回iPadを起動させたのは、去年の夏に痺れまくったアプリを、また使ってみたくなったから。

そう、「元素図鑑」だ。
アプリケーションのサイズは、なんと1.78GBもある。僕のiPadは、16GBモデルなので、インストールすると、その1割以上を占有してしまう。価格も1,600円。導入前は、その容量と価格にちょっと躊躇ったが、いざ使い始めてみると、そんな思いは吹っ飛んだ。
その内容を考えれば、1.78GBという容量は至極当然だと思うし、価格に至っては、安すぎるのではないかと思うほど。これはiPadの超キラーアプリではないかと確信している。
僕がiPadをあまり使わなくなってしまった理由は、最初にiPadで痺れたアプリの多くが、iPhoneでも使うことが出来、しかも、iPhoneの方が使いやすいことに気がついたからだ。僕は、iPadを購入してほどなく、iPhoneを使い始めることになったため、日々手軽に持ち歩いて使えるiPhoneへ、自然となびいてしまう結果になった。
ただ、iPhoneはあくまでiPhoneであって、iPadではない。アプリの多くは互換しているが、iPadでしか使えないアプリも多数ある。中でも、この「元素図鑑」は、まさにiPadのサイズでなければ成り立たないと思っている。
僕は、子供の頃、あまり化学が好きではなかったし、元素になど殆ど興味がなかったのだけれど、そんな僕が見ても本当に面白いのだから、完成度は群を抜いている。ただ、眺めているだけでも楽しいし、それぞれの元素ごとに、さまざまな仕掛けがなされているのが本当に素晴らしい。
物体を回転させたり、立体視で眺めたり、元素の歌*1なども聞くことができる。それぞれの元素に添えられている解説がこれまた秀抜。ウイットに富んでおり、しかも読み応えがある。いやはや本当に飽きない。
僕は、このアプリを使うためだけに、iPadを買う価値があるのではないかと思っているぐらいだ。iPadアプリとしては、定番中の定番だけに、今更こんなことを言うのは恥ずかしいのだけれど、それでも言わずにはいられない。
超オススメ。

この「元素図鑑」には、書籍版もある。いや。正確に言うと、書籍が「正」で、これは、「元素図鑑のiPad版」と呼ぶのが正しいのだろう。


世界で一番美しい元素図鑑 THE Elements

実際、書店で手にとって眺めてみたが、書籍もまた素晴らしい。
インタラクティブなiPad版も良いが、美しい元素の画像と解説の名文をパラパラと気軽に堪能するには、書籍の良さも捨てがたい。これはこれで欲しくなってしまった。
Twitter Button from twitbuttons.com

*1:当初は英語版だけだったが、バージョン 1.0.3.1 で、日本語版も登場!いやはやこれがまた素晴らしい。


マラソン・ジョギングランキングへ