餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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ジブン手帳でキブンを転換

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今年も、陰山手帳を買うつもりだった。

ここ2年使い続けて、かなり気に入っていたので、ノータイムの筈だった。2009年版は「黒」、2010年版は「茶」を買ったので、今年は「黒」。2色バリエーションを毎年交互に使っていこう。そこまで決めていた。

しかし、いざ手帳コーナーに行って、陰山手帳の2011年版を眺めていた時、ふとこの商品が目に入った。

ジブン手帳という、一風変わったネーミング。いかにも多機能そうな雰囲気。僕が陰山手帳を買っている理由のひとつは「多機能」という点だったから、その点において、負けてないように思えた。

ただ、価格は4,988円もする。陰山手帳(2,100円)の倍以上だ。となると、じっくり確認したいのが心情。しかし、なんとこの商品は函入りで、しかもシュリンクパックされており、中身が確認できない。痛恨だ。

…と思いきや、見本用として開封されているものがあったので、それでじっくり確認することができた。

僕の場合は、これが購入の決定打になったが、中身を確認できないままだったら二の足を踏んでいたかもしれない。Webなどではかなり売れているようだから、戦略としてはアリなのかもしれないけれど、僕のような「実物確認派」も多い筈なので、店頭には必ず見本を用意しておいて欲しいと思う。

手帳の体裁は、このように3分冊になっている。本体の「2011(一年手帳)」と、それに差し込んで使う「LIFE(人生手帳)」「IDEA(アイデア手帳)」。装丁は、よく言えばシンプル。正直、少し安っぽいような気もする。

何より気に入ったのは、一年手帳メイン部分の週間スケジュールページ。バーチカル型になっていて、機能満載。外箱の裏側に書いてあった特徴から抜き書きすると以下の通り。

  • 24時間書けるスケジュール
  • 休日も平日と同じサイズ
  • たっぷり書き込めるToDoリスト
  • 土日・祝日を色分け
  • 朝・昼・晩、誰と何を食べたかをメモ
  • 今日の気分をチェック&一行日記

この他、僕は使わないけれど、月の満ち欠けが確認できたり、天気を記入できたりする。その分、フリースペースは少なく、陰山手帳の圧勝。しかし、ここ2年間、僕はあまり有効にそれを使えなかった。だからあまり問題はないと思う。

ジブン手帳は、「24時間書ける」「休日も平日と同じサイズ」「土日・祝日が色分けされている」という点で、個人的には陰山手帳を凌いでいる。24時間記入や、休日も平日と同じサイズというような機能だけであれば、他にも数多の手帳があるけれど、このジブン手帳は、オールカラーという点と、他の機能も満載と言うのがポイントだと思う。

週刊スケジュール以外のページも、機能満載、付録満載だ。ブロック型月間スケジュール、月間プロジェクトなどをはじめ、年齢早見表、鉄道路線図、時差世界地図など一般的な便利項目をまんべんなくフォロー。

さらに、自分史年表、家系図、2011年の夢や、お金と時間の計画を書き込めるページなどもあり、まさに「ジブン」手帳の名にふさわしい内容となっている。あまりに多機能すぎて、全てを使いこなせる自信はなかったけれど、使いたいものだけ使っても、十分お釣りが来るような気がした。

最終的な決め手になったのはこれだった。

付属品として付いていたゴムバンド付き定規だ。

単体で見ると、その便利さがわかりにくいかもしれないが、実際に使ってみると、その良さがわかる。


このように、ジブン手帳の裏面ポケットに収納し…。


表面をゴムバンドで留めることができる。ちょっとしたアイデアだと思うけれど、こういう工夫のある手帳は好きだ。

惜しいのは質感。ビニールカバー&差し込み型の白い表紙というのがそう見せるのかもしれないが、やっぱりちょっと安っぽい。5,000円近くもするのにちょっとなぁ…とも思うほど。陰山手帳も、決して高級とはいえないけれど、オーソドックスで安心できた。この手帳は、僕のようなオジサンが持つには、少し勇気がいる。

ただ、このあたりは感覚の相違もあると思う。若い世代の人たちにとっては、オヤジっぽくない「ライトでスマートな手帳」に映るのかもしれない。

白い表紙については、解決策がある。ジブン手帳2011の公式Webサイトで、着せ替えカバーをダウンロードできるからだ。色は、[イエロー] [グリーン] [グレー] [シアン] [ブラック] [ブルー] [マゼンタ] [レッド] の8色。結構豊富だ。

色が変わったと言っても、所詮は紙のすげ替えにすぎないので、どの程度イメージが変わるかはわからないが、こういったものを用意してくれるのはありがたい。

まだ使い始めたばかりで(そもそも2011年になってないしw*1)その機能を使いこなせているとはいえない。特に「人生手帳」は奥が深すぎて、使い方のよくわからないページもある。ただ、売れているだけあって、使い方のノウハウを紹介しているブログなども多く、それを読むたびに新しい発見がある。

去年まで使っていた手帳に不満はなかったのだけれど、今年は少し気分を変えてみたくなった。激動の日常が続いてへとへとの毎日だけれど、来年は、この手帳でうまく気分転換して乗り切っていきたい。

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*1:スケジュール表には、2010年の12月も含まれているので、使い始めることは可能。


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