餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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長時間フライトの憂鬱と退屈を癒してくれるiPad (続)

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(承前)
iPadは極上の動画鑑賞端末だ。
だから、長時間フライトには本当に向く。しかし、機内でiPadが輝く理由は、動画に限らない。ゲームしたり、自炊した本を読んだり、アプリケーション次第で、その可能性は無限に広がる。中でも、僕が今回活用したのが、メモ書きだ。
iPadにはハードキーがないので、ソフトウェアキーボードによる入力になるが、画面が大きいこともあって、結構使える。そして、航空機内においては、この「ソフトウェア」キーボードである点が大きな意味を持つ。
それは、打鍵音がしない、ということだ。
そもそも航空機の中は轟音なのだから、打鍵音なんか気にならないだろうと思われる方がいらっしゃるかもしれない。しかし、案外そうでもないのである。特に、機内が真っ暗の「おやすみモード」になったりした時は、あのカチカチ音が意外と響く。
僕は「気にしぃ」なので、キーボードを打っている時、ちょっと振り返られただけでも気後れしてしまう。以前は、ThinkPadでメモなどを書いたこともあるので、それについてはよくわかる。
しかし、iPadならその心配はいらない。軽くキーに触れるだけで認識され、音なんてしない*1から、気軽に打ちこなすことができる。光量控えめで寝かせて打てば、周りを気にせず、自由気ままにメモを書き綴れる。これは非常に快適だ。帰りの機内では、旅の記録を書き綴っておくのに、非常に重宝した。
ただ、問題もある。IMEがあまりに貧弱なことだ。時々、メモをとる気力も失せるほど。日本において、iPadをメモマシンとしてじっくり使う気がおきないのは、そのせいだ。
iPhoneのIMEもかなり酷いものだったが、iOS4.1(iPad非対応)でかなり改善された。だから11月にiPad対応のiOS4.2が出れば、かなりマシになるものと期待している。
ただ、メモとしての利用であれば、ATOK Pad for iPhoneのiPad対応版が出て来た時*2、本当の快適が実現するのではあるまいか。
来年のNY行き(?)では、より快適なメモ書きができるよう、期待している。

*1:タイプ時のクリック音は、サウンドをOFFにすれば出ない。また、サウンドがONであっても、設定でクリック音がしないようにできる。

*2:まさか出てこないなんてことはないよなぁ…


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