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餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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「SFマガジン」&「ミステリマガジン」2010年10月号

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SFマガジン上の暦はもう10月なのかぁ…。


「SFマガジン」&「ミステリマガジン」(早川書房)2010年10月号

SFマガジンの特集は、ハヤカワ文庫SF創刊40周年記念特集。今年はSFマガジンも50周年なので、節目の年と言えるだろう。
今月号では、記念として名作SFが再録されているのだけれど、そのラインナップに痺れた。

  • 「夜来たる」 アイザック・アシモフ
  • 「輪廻の蛇」 ロバート・A・ハインライン
  • 「オメラスから歩み去る人々」 アーシュラ・K・ル・グィン
  • 「鉢の底」 ジョン・ヴァーリイ

うぉぉー、「夜来たる」!「輪廻の蛇」!
SF史に残る名作中の名作で、僕は何度も痺れたことを思い出す。ともに、現在は読むことが困難な作品*1だったから、SFマガジン誌面を飾る意義は大きい。新しいSFファンが、この素晴らしい短編の衝撃を味わうことができるからだ。
ル・グィンとヴァーリイの作品も非常に有名で、僕も以前読んだことがある筈なのだけれど、内容をよく思い出せない(汗)ため、この特集で、しっかり読み直しておきたい。
ハヤカワ文庫SF創刊40周年記念の特集は、名作SFの再録にとどまらない。渡辺英樹氏によるエッセイ「ハヤカワ文庫SF40周年の歩み(上)」 と、そして…

この「ハヤカワ文庫SF完全リスト」が圧巻。
なんと、これまでに発行されたハヤカワSF文庫の表紙画像付きデータベース。今月号だけでも50ページに及ぶという大作だ。
過去に発行されたSF文庫の表紙を眺めていると、さまざまな感慨が浮かんでくる。折角の表紙画像なので、できればカラーで楽しみたかったが、50ページものカラーページを載せたら、SFマガジンの値段が倍になってしまうことは必定。ということで、ここはグッと我慢。
Twitterで山岸真さんに教えていただいたのだけれど、これらの表紙画像は、以下のWebサイトで確認可能だった。気に入った本については、これでじっくり確認することにしよう。
Database of Japanese SF Paperbacks
ミステリマガジンは、片岡義男の個人特集。ミステリマガジン誌で、日本作家の個人特集をするのは非常に珍しいのではなかろうか。特集内容は、長編新連載、短編再録に加えて、片岡義男セレクトの海外短編、6氏*2によるエッセイ、そして資料と研究。
流石はミステリマガジンらしい、渾身の大特集となっている。僕は恥ずかしながら片岡氏の作品を殆ど読んだことがないので、今回特集をじっくり読み込んでみたいと思っている。

*1:ともに、収録短編集が絶版になっているため。折角の40周年記念なのだから、復刊されないものかなぁ。

*2:池上冬樹、亀和田武、佐藤秀明、小路幸也、堀江敏幸、本山賢司各氏。


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