餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

ランと餃子とデジタルガジェット。ときどき、映画や雑誌の話。言いたいことを言い捨てるブログ。

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新感覚の構成が見事な「(500)日のサマー」

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昨日、名画座で鑑賞。

今年1月の公開作品。昨日は夏っぽい1日だったけれど、ロードショー公開時は真冬だったため、違和感があったんじゃ…?と思ったのだけれど、完全な誤解だった。「サマー」というのは人名なのだ。
ひとことで言ってしまえば、《ボーイ・ミーツ・ガール》の物語。根幹のエッセンスだけを抜き出せば、甘くて切ない、青春純愛モノと言える。しかし、この映画は、違った。単なるベタベタな純愛物語には留まっていない。構成や仕掛けが凝っているのだ。
何より新鮮なのは、時間軸の描き方だった。
「トム」が「サマー」と出会った(1)日目から(500)日目までの日々が、この映画の全て。これを単に時系列で追っていくのではなく、さまざまな日付を行ったり来たりしながら、物語は進んでいく。これがたまらなく面白かった。
この構成により、最初は何だかわからなかったトムの怒りや喜びなどの機微が、行ったり来たりの日付を積み重ねていくうちに、頭の中で繋がっていく。パズルのピースが埋まっていく感覚。これは新鮮だ。
新鮮なのは、これだけではない。全篇を通じて、トムのサマーへの思いが様々な形で描かれているのも印象的。妄想ダンスシーンがあったり、「理想と現実」を2画面で描いたり、その凝った構成には酔いまくるばかりだった。
全篇を貫く音楽も心地良いし、各所にユーモアも散りばめられている。大作というわけではないし、大物俳優も出てこないけれど、気楽に楽しめる佳品。オススメ。


パンフレットも、カレンダー仕立てで凝っている。買って良かった。


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