餃子ランナーは電子機器の夢を見るか?

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5/28発売決定!SoftBank縛り?iPad情報乱舞に心揺れまくる週末

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折角の週末なのに、いろんなことが手につかずにいる。昨晩から飛び交っている、さまざまなiPad情報で、心が千々に乱れているからだ。
最初に流れてきたのは、日本での発売日情報だった。これまでは5/末としかアナウンスされていなかったが、正式に、5/28と決まった。しかも、3G版も同時発売ときた。これは、期待せずにはいられない。
ただ、この時点では具体的な販売ルートの情報が明らかになっていなかったから、落ち着いていられた。しかし、今日になって、状況は激動する。そして僕は、激動する情報に翻弄され続けている。
各所でのさまざまな情報を総合すると、オンラインのApple StoreではWi-Fi版のみ販売、Apple Store店舗とiPad正規販売店では、Wi-Fi版に加えて、3Gモデルも発売されるということが判明した。予約の開始日は、以前から5月10日と告知されている。もう明後日だ。
iPad正規販売店というのが、最初はよくわからなかったのだけれど、どうやらヨドバシカメラやビックカメラグループでの販売は決定しているらしい。ただ、こういった量販店での予約分は「受渡日未定」となっていたりしたので、ちょっと面倒でも、Apple Storeの店舗まで出掛けて予約するのが確実かなぁなどと考えていた。
しかし、この時点でもまだ疑問は残っていた。「3G」の取り扱いだ。昨日までの状況では、「iPadはSIMフリー」「docomoが対応を表明」ということがわかっているぐらいで、それ以上の詳しい3G情報は流れていなかったと思う。SoftBankが沈黙を守っていたのも不思議だった。
いったいどうやって3G通信するのかなぁ…と思っていた矢先、午後に入る頃に、サプライズがやってきた。


iPad | SoftBank

SoftBankの奇襲キター!という感じだった。
ここまでページを作り込んでおり、予約販売の店舗も準備している以上、奇襲と呼ぶのは不正確だろう。おそらくAppleからの正式アナウンスによる「解禁」を待っていただけのことで、周到に準備していたことは間違いない。
しかし、週末土曜のお昼にプレスリリースというタイミングは、これまでのビジネスではあまり見られなかっただけに、僕には奇襲に映ってしまった。
ただ、この時点では、僕はまだよくわかっていなかった。iPadはあくまでSIMフリーであり、docomoが対応を表明しているという前提は変わっていないと思っていたので、単に「SoftBankが出し抜いた」だけだと思っていたのだ。
しかし、孫正義氏のこんなツイートを見て、さらには、プレスリリースまで読むにあたって、僕の思いはぐらついていく。
さらに、プレスリリース下部にある、細かい注意書きを見て、僕の動揺は頂点に達した。

*iPadは単独の通信業者のサービスでのみお使いいただけるよう設定されている場合があります。

え、え、えぇぇぇ?
なんだそれ。iPadは世界共通SIMフリー端末じゃなかったのか。どうして、そんなことがあり得るんだ。嘘だろ。
嘘ではなかった。複数のメディア情報などによると、ソフトバンクモバイルで販売されるiPadは「SIMロック版」となることが確実のようだ。
ならば、Apple Store店舗で販売される3G版のiPadはどうなるのだろう。SoftBank縛りなのか。それとも、SIMフリーなのか。この稿を書いている時点では、まだ詳細が判明していない。Apple Store店舗に直接確認したなどというツイートもあるが、どちらの説もあって、真相は不明のままだ。
SoftBankに2年間縛られても全く問題ないという人にとっては、おそらくこれは魅力的なのだろう。端末を一括購入してしまえば、月月割の適用などで、毎月3,000円超*1の利用料で抑えられるからだ。
しかし僕は、SIMフリー端末iPadの上陸が、そしてキャリアを超えた定額通信時代の幕開けになるかと思っていたので、正直がっくりきてしまった。いくら安く利用できるにしても、SoftBankの2年縛りは耐えられない。
この件はまだまだ不明な点が多く、続報待ちではあるけれど、もしもSIMフリー版が存在して、docomoSIMが使えるにしても、縛りなしのぶん割高で「マニア向け」みたいな料金体系になってしまうような気がして、ちょっと滅入っている。

*1:基本使用料2,910円+ウェブ基本使用料315円=3,225円。


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